韓国国家記録院と国立中央図書館、北東アジア歴史財団は、日本支配時の児童や女性の「強制動員」に関する記録と、これを扇動するための新聞記事や文献などを公開した(8月14日ハンギョレ紙から)。
ハンギョレ紙は「『少年工』と『白衣天使』の名で行われた日帝のもう一つの強制動員」との見出しをつけた。
当時の新聞記事(昭和16年5月)が載っているが、小見出しに「募集」の文字が見える。「少年工求む 産業戦士として忠清北道で『募集』」とある。
「募集じゃないかい!」と思わず突っ込みを入れてしまった。
記事本文(もちろん全部読めるわけではないが)には、少年工に関しては「年齢十四歳以上二十歳までで小学校卒業者と同等程度の学力を持つ者」との「募集条件」が書かれている。
同じく(昭和14年2月)「白衣の天使」に関しては「採用」の文字が。「白衣の天使の栄誉 島半女性も戦時看護婦として『採用』」とある。
「採用条件」は救護看護婦生徒で「「年齢十六歳以上二十歳未満 高等学校卒業者又は今春卒業する者」。看護師見習い及び看護学校生徒募集だ。
「募集条件(資格要件)」があり、当然応募多数なら選抜試験もあったろう。「強制動員」の証拠が「募集」の新聞記事とか、いい加減にして欲しいものだ。そんな「強制動員」って、いったい何? 「光復節」を前にしての反日攻勢のひとつなんだろうが・・・。「反日のためなら事実は不要」と言うことか。
国家記録院院長は「今回の各機関の記録物公開は初期段階にすぎない」「今後、学界とともに『強制動員』研究の基盤を拡大していく」と述べている。こうやって事実は歪められていく。意図的に行っているのか、単に漢字が読めないのかは知らないが(韓国では漢字を廃止して久しいため、多くの国民が漢字をまったく読めない)。
現在、韓国が反日の材料としている「徴用工問題」。これも自ら応募した工員たちが、後に強制徴用されたと日本と企業に賠償求めたものだ。同じような流れになって行くことは、容易に想像できる。
当時の朝鮮総督府(つまりは日本政府)が、朝鮮半島の「少年・少女」を工員や看護師として当てにしていたことは否定しない。しかし、事実を歪め反日の材料にすることは許されることではない。
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