東京新聞の上野実輝彦という自称記者が防衛相の会見で、ミサイル防衛に関して「相手領域での弾道ミサイルなどの阻止」を盛り込んだ自民党の提言が「中国や韓国の理解を得られる状況ではないのでは」と質問した。

なんとバカな質問なんだ! 自国の防衛手段に、対象国の了解が必要とは呆れるばかりだ。東京新聞の記者なんて左翼活動家と紙一重でしかなく、中国のスパイのようなヤツらばっかりだから、さもありなんだけど。

河野防衛相は「主に中国がミサイルを増強しているときに、なぜその了解がいるのか」と語気を強めて回答している。韓国についても「なぜわが国の領土を防衛するのに韓国の了解が必要なのか」と述べた。

当然である。国防(防衛)力を「戦争になる」「戦争すること」なんて考えている連中が、いまもわんさかいることに本当に驚く。上野のようなヤツらは、日本の国防力は「ゼロ」の方がいいと考えているのだろう。中国が何がしかの軍事力を行使しても「話し合え」とか「素直に従え」とか言うヤツらだ。

よく言われることだが、近所で空き巣被害があったと聞けば、カギを増やしたり防犯カメラをつけたり、自衛手段を講じるだろう。しかし、上野はそういう時に、まず空き巣に「カギを増やして、カメラもつけるけどいいですか?」と了解を得るタイプの人間らしい。

これがどんなに異常なことか。普通に考えれば分かるはずだが、国防(防衛)になると上野のような人が多くなる。

中国は急速な勢いで弾道・巡航ミサイル開発を進め約2000発を配備している。しかも、その多くが日本を射程に収めるとされる。このような現状を理解しようともせず「中国の理解が得られない」と言う神経。じゃあ、中国がミサイルを日本に向けることに対して「日本の理解を得てからにしろ」と中国に言ってみろ。

上野タイプは朝日や毎日、共同通信に多いが(と言うかほぼ全員だが)、本当にどうかしている。国防(防衛)力を増強しようとすれば「(中国を)刺激する」とか書く。常に中国目線。中国が「力による現状変更」をあちこちでやっていることに対してどう考えてるんだ。