朝日新聞のコラム「多事奏論」に恥を知らない編集委員・国分高史が駄文を書いていた。「『新しい日常』どこへ 政局かまける首相の旧態」。国分がどう思っていても構わないのだが、「普通の国民」とは感性が違うようだ(苦笑)。

「死者数は900人台。安倍政権の新型コロナウイルス対策は大成功だと自民党の閣僚経験者は言う」「だがその自己評価とは裏腹に、朝日新聞の6月の世論調査では、これまでの政府の対応を『評価しない』と答えた人は51%」

国分や朝日は安倍政権のコロナ対策はすべて失敗だったと言いたいのだろう。世論調査も半数が「評価しない」と言ってるよ、と言うことらしい。

世界的に稀な死者数の少なさ。医療崩壊を防ぐためのPCR検査の有効的な実施。やみくもに何でもかんでもPCR検査をやれ、との朝日主張のどちらが効果的だったかは明らかではないのか?

まあ、朝日は未だに「PCR検査がぁ~!」と書く原真人みたいのもいるけど、国分も同類らしい(苦笑)。

また、「全国一斉休校の唐突さ」と書くが、国分はこの施策も「失敗」だったと考えているようだ。確かに朝日は、この施策を批判し休校にしなかった群馬県太田市長を英雄のように取り上げていた。ところが、直後に太田市で感染者が確認され太田市も一斉休校に。朝日と市長は、とんだ笑いものになった。まあ、太田市長はただの目立ちたがり屋でしかないのは、群馬県民なら先刻承知のこと。

さらに国分はこのようなコロナ禍の中、安倍首相が解散に色気を出していると批判する。「国民の新たな日常を求めておきながら、自分は永田町内の政局的駆け引きという旧態依然の変わらぬ日常にさっさと戻って」だってさ。

朝日記者にありがちだが、何の関係もない別物を比較することで批判する手法だ。「(コロナ対策の)新たな日常」と「政局的駆け引き」には、何の因果関係もない。これを言い出したら会社幹部は経営会議も開けないし、朝日記者も取材すらできないだろう。

批判するのはいいが、もう少し理にかなった論理にならないものか。批判ありきで書くから、恥を知らない駄文になる。朝日信者以外の「普通の国民」が読んでも「なるほどね」と唸るような記事を朝日に求めても無理な話だな。所詮朝日は特定勢力のプロパガンダ紙ってこと。

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など