ツイッターで「男子高入ったら担任が『席替えなんて男だけでしても無意味だからしないでいいよな』と言い、生徒も全く席替えをしたいと言わず、結局三年間一度も席替えしなかった」とのツイートが流れてきた。

このツイートはリツイート1.1万回、いいね7.8万回。俗に言う「バズり」状態。コメントも多く、「オレ(わたし)の学校は・・・」と多くの方が書き込み、盛り上がっている。

コメントを読みながら自分の高校時代(かなり昔のことだが)のことを思い出してみた。

うちの高校は普通校だが男女別の定員がなかったので、オレらの学年は男子約300人、女子約40人と、非常に歪んだ男女構成だった。全8クラス中、女子のいるクラスは2クラスしかなかった。学校全体もだいたいそんな感じだった。

1年の時は運良く女子のいるクラスになったが、学籍番号順(あいうえお順)に、黒板に向かって右側が女子、左側が男子の並び。1年間席替えは無し。特に教師も生徒もなにも言わず。

2年の時は女子のいないオール男子クラスになり、これも学籍番号順に並んだまま、1年間席替え無し。このときも、教師も生徒も何も言わず。ただ、1番後ろの席で常に寝ていたヤツが、担任教師の命令で1番前に変更されたことがあっただけ。そいつも文句も言わず1番前に移って行った。まあ、そいつは1番前に行っても寝てたけどね(笑)。

3年の時は文系クラスと理系クラスに別れたが(オレは理系クラス)、女子のいない男子クラス。この時は最初に席を決める抽選をやり、その後は卒業するまで席替えなし。やはり、教師も生徒も席替えの話は出ず。最初の抽選も誰が言い出したのか覚えていない。教師だったか生徒だったか覚えていない。

ただ、初めて学籍番号順でなくなったので、教室の中での自席の位置が変わった感はあった。最初だけだけどね。

オレ的には席替えが無かったことに対し、別に何も思わなかった。他の生徒も同様だったんだと思う。「席替えしようぜ」なんて誰も言わなかったから。

ツイートのコメントで「(席替えによって)仲良い子と近くの席になるのも楽しいし、あまり喋ったことない子と近くになったことを機に仲良くなっていくのも楽しい」というのがあり、なるほどなとも思った。確かに、比較的仲の良かった連中は、学籍番号が近いヤツらだったなぁ。苗字の頭文字が近いというか。

ツイッターで昔のことを思い出し、ホクホクさせてもらった。