新型コロナの感染拡大防止を目的とし「緊急事態」が宣言された。これに対し朝日新聞は、明確に反対宣言を行う社説を載せた。4月8日の社説「首相が緊急事態宣言 危機乗り越える重責自覚を」。
緊急事態宣言を「なぜ今、なのか?」と、この期に及んで批判する。東京都を始め感染拡大が急増加している中、当然のことではないか。対象の7都府県でのアンケートでも、8割以上が賛成している。
朝日としては人命よりも倒閣が優先で、感染者が爆発的に増え、死者も併せて増加することを望んでいるかのようだ。と言うか、望んでいるのだろう。安倍首相を引きずり下ろすためなら手段は選ばない。国民が死のうが構わないと考える(に等しい)クズ連中だ。
また、「要請」しかできず罰則規定もない「緊急事態宣言」ごときで「基本的人権がぁ~!」はない。社説以外の記事でも「権利」という言葉を多用する朝日。行き過ぎた権利意識を象徴するような紙面だ。
もちろん「基本的人権」を必要以上に制限しろなどと言う気はないが、現在のようなある意味「有事」において、権利の過度な主張が逆に社会不安を引き起こすことへの想像力は朝日にはない。
PCR検査で陽性だった男性が夜の店を訪れて女性従業員に感染させたり、自宅待機を無視しジムや夜の店に行き濃厚接触可能性者を1400人以上作った男性。海外旅行からの帰国後、検査結果が出る前に国内移動をし他者を感染させた女性など、朝日はどう考えているのか?
移動(行動)の権利は誰にでもある。緊急事態宣言下においても違法でもなんでもない。しかし、だからといってこれらの行動が、権利行使の後ろにある義務や責任を果たしているとは到底考えられない。朝日ら「人権屋」が人権や権利を過剰に主張する裏で、その義務や責任を言わないことと関係がないとは言い切れまい。
さらに朝日は「安倍政権下では都合の悪い情報が隠され、説明責任がないがしろにされる例が後を絶たない。厳しい見通しでも率直に国民に伝え、責任を引き受ける。首相の覚悟が試されている」と書く。
「お前が言うな!」でしかない。前半部分は主語を朝日新聞に変えた方がスッキリする。また後半部分は、安倍首相の3度のコロナ関連の記者会見を見れば、その覚悟は充分「普通の国民」には伝わっている。
逆に朝日は、その記者会見で「検事正の定年延長がぁ~!」と聞き、「森友を聞きたかった」というレベル。コロナ感染防止になど興味がないと言っているに等しい。朝日は倒閣にしか興味がない。
「正確で十分な情報が遅滞なく開示される必要がある」とも書く朝日だが、自身が情報をねじ曲げて不安を煽るような報道に終始しているのだから始末に負えない。そんな朝日が「首相の覚悟」だとか「正しい情報を」などとは笑止である。
(「朝日新聞は自らの報道が不安を煽っていることを自覚せよ」参照)
新型コロナよりも倒閣だ! の朝日は、今日も不安を煽る報道を続けている。こういうクズ新聞は早く廃刊させないといけない。
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