立憲民主党の安住淳・国対委員長が2月4日の各紙政治記事に、自身の論評を書き込み貼り出していた。
論評は「100点」「くず」「出入り禁止」などの他、花丸をつけるようなもの。
東京新聞 署名記者の顔写真に花丸、他「100点」「すばらしい」
日経新聞 記事上部にバツ印。他「くず0点」「出入り禁止」
毎日新聞 記事上部に花丸
朝日新聞 記事上部に花丸
読売新聞 「ギリギリセーフ」
産経新聞 「論外」
唖然とするとともに、呆れ果てた。何てことはない、お仲間紙のヨイショ記事を高評価し、政府・与党関連の記事には「バツ印」をつけたり酷評している。おもいっきり幼稚だけど、こういうことを国会議員がやることの意味が分からないほどのアホなのか。
政府・与党が選挙報道などで「公正に」と言っただけで大騒ぎする連中が、自らこういうことをする。それを何とも感じない。こういうダブスタが国民から見放される要因になっていることを、まったく理解していない。
さすがに「反省している」などと見た目は殊勝な態度を見せているが、腹の中はどうだか。立民などの左派系野党が、どんなアホなことをしても花丸各紙は咎めもしない。こういう大甘な姿勢が、安住みたいな幼稚なアホが増長する原因になっている。
何たって安住は、東日本大震災当時のガソリン不足の際、「学校のプールにガソリンを貯蔵できないか」などと、バカな発言をしたことで知られる。こんなバカが民主党政権時には大臣をやっていたかと思うと、本当にゾッとする。
注:安住自身は「ガソプー」発言を否定しているが、旧民主(現国民)の渡部周が「彼(安住)も言ったんですけど、ガソリンを学校のプールに貯蔵できないか」と明確に言っている。
一般人が新聞各紙をどうこう評するのとは訳が違う。国会議員という権力者がそれを公にすることは重大な責任が伴う(もちろん腹の中でどう考えていようが自由だが)。「冗談だった」で済まされる訳がない。
安住は過去(2017年)に、「日本の報道の自由度ランキングが72位だ」とか「メディアの独立性が重大な脅威にさらされている」などと言っていたが、それは自身(当時の民主党・民進党)のことだったのね。
それにもっと問題だと思うのは、各紙がこの問題についてまったく批判しないことだ。「論外」と書かれた産経が嫌みっぽく伝えた以外は、淡々と書くのみ。各紙は何も感じないのか? 花丸を付けられて満足しているのか?
花丸各紙は政府・与党関係者が同じことをしたらどう書くだろうか? 「言論統制だぁ~!」「検閲だぁ~!」と大騒ぎするのではないか? 自分たちが過保護にしているため、立民などの野党は幼稚な批判のための批判で満足し、国民から見放されているではないか。
「電波を止めるぞ」や「書いたらその社は終わりだ」などとメディアを恫喝したのは旧民主党の面々だ。このとき、左派系メディア(今回の花丸連中)は批判すらしなかった。逆に、高市総務相(当時)が停波の可能性に言及した際、発狂したのが花丸各紙だ。でも旧民主党政権時、総務副大臣がまったく同じ答弁をした際は反応すらしなかった。
こういうダブスタを恥ずかしいとも思わない連中(旧民主党の連中や花丸各紙)が「普通の国民」から支持されるはずがない!
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