朝日新聞2月1日の記事「風評対策、踏み込まぬまま 汚染水処分『海へ放出』にじませ幕引き 議論3年、技術面の『消去法』」(署名:小坪遊、今直也、飯沼優仁)は、同日の社説同様「おま言う!」でしかない。(「朝日新聞こそ福島の声を聴け!」参照)
出だしから「処理済み汚染水」と書くところに朝日の悪意が見える。また「『海へ放出を』とにじませた内容での幕引きに」と、朝日の社論である反原発のためには絶対に認めないという意思が窺える。そこには科学論も何もない。在るのは感情論のみ。
署名の小坪らがどんなレベルの記者なのか知らないが、ちゃんと自分で調べて・考えて書いているのか。
朝日は風評被害が拡がるから反対だと言う。
科学的反論ができないから、先のようにいかにも人体や海洋環境に悪影響を与えると誤解するよう印象操作をする。さらには記者個人もSNSなどでデマも含めて煽る。読者や見聞きした人が不安になり風評被害が拡がる。さらに朝日が煽る。風評被害が拡大する。この無限ループが現在も継続している。
朝日はこの無限ループを断ち切りたくない。なぜなら、いつまでも福島第1原発事故を現在進行形にしておきたいからだ。「処理水」の海洋放出を容認した瞬間に、原発攻撃材料のひとつを失う。福島のことなど微塵も考えていない。そこにあるのは朝日思想のみ。それが絶対だから。
もちろん、廃炉に向けたハードルは高いし、その処置には莫大な費用と長い年月がかかるだろう。それを無視する気もないし、安易に考えている訳でもない。
しかし福島の復興は最優先されるべきだ。そのためには課題はひとつひとつクリアしていく必要がある。それを朝日がまき散らす風評被害で無にすることは、決して許されないことだ。朝日の社論(反原発)などどうでもいい。
風評被害対策の大きなひとつは、朝日が事実を事実として書くことだ。
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