観光庁が昨年12月、及び2019年累計の訪日客数を発表した。累計では2018年比2.2%増の約3,100万人。中国からの約960万人を筆頭に、台湾(489万人)、香港(229万人)、タイ(132万人)、アメリカ(172万人)は100万人を超える観光客が訪れている。

イギリスなどはラグビーW杯の終了後も訪日客が前年比で増加しており、訪日客全体は7年連続で過去最高(3,188万人)、主要19国でも過去最高を記録。これに対し韓国のみ560万人で2018年比25.9%減、12月単月では前年同月比63.6%減。

また、訪日時の消費額は、1人当たりの消費額は豪州が24万9,128円と最も多く、韓国が7万5,454円と最も少なかった。

この観光庁データを朝日新聞がどう報道したか?

「12月の訪日韓国人、前年比63%減 『日本離れ』続く」の見出しで、ほぼ韓国のことしか触れていない。韓国からの訪日客が大きく減少したことを報じるのはいいとして、他にも書くことあるだろうと思ってしまう。7年連続最高を更新とか、韓国以外は過去最高とか。

どこまで韓国目線なんだ(苦笑)。

朝日の読者は韓国客が減ったことしか分からない。それは訪日客数データから読み取れるほんの一部でしかない。もちろん、朝日がウソを書いている訳ではないが、この報道では全体像や傾向・特徴はまったく分からない。

これを見ると、アメリカ3代大統領・ジェファーソンの言葉を思い出す。「新聞は情報を独占、勝手に取捨し、醜く加工し、民に下してきた」。

ただし、現在の日本で大きく異なる点は、誰でも観光庁の生データが確認出来ることだ(オレも見た)。つまりは、朝日の記事がどういう意図で書かれているかを理解することができてしまうと言うこと。

朝日は旧態依然の認識で、未だに「情報を独占」していると思い込み、「勝手に取捨し、醜く加工し、民に下している」。そんな時代ではないのに。だから捏造・ウソはすぐバレる。タブスタや一方的な偏った見方は批判される。

今回の訪日客データの記事は、そんな朝日をよく表わしている。まあ、箱田哲也のようなヤツが論説委員として媚韓記事を書きまくっているのを見れば、朝日からしか情報を得ていないコアな読者さえキープできればいいと考えているのかもしれない。でも、それじゃ新聞事業はジリ貧だけど、既に朝日は不動産屋なので構わないのかな。

それにしても、あれだけ国を挙げて反日をやっているのに、12月に25万人近くも韓国人が観光に来ているとは驚きだ。

韓国オリンピック委員会は、東京五輪に参加する選手団用に韓国産の食材と放射能測定器を持ち込むと言っている。福島第1原発事故による「食の安全」を懸念しているからだと言っているのに、韓国人観光客は日本で何を食べているんだろう? (苦笑)