朝日新聞12月27日のコラム「社説余滴」、タイトルは「日韓慰安婦合意の悲哀」。筆者は「あの」箱田哲也(論説委員)。
韓国が一方的に破棄した「慰安婦問題合意」を、「すでに日韓両政府によって骨抜きにされてしまっている」と書く。日本がいつ骨抜きにしたんだ?
箱田が言うには「合意案の承認を最後まで渋ったのは、韓国大統領府ではなく安倍首相の方だった」と言う。確かに日本側は大きな譲歩をした。合意当初、日本政府(安倍首相)への批判的な声も聞かれた。箱田の言うことが正しいとしても、合意後に日本が何を骨抜きにしたのか、さっぱり分からない。本文中にも、その内容はまったく書かれていない。
本文中に何も書かない(書けない)で、何を言ってるんだ?
箱田のいつものことではあるが、どうにかして「日本も悪い」と書きたいのだろう。それにしても「日韓両政府」は無理筋だ。どういう神経をしているんだ。アホかと言いたい。
箱田が執筆に関わっている(箱田は国際社説担当)12月25日の社説「日本と韓国の対立 『最悪』を抜け出すために」でも、相変わらず「日本も悪い」的に書いていた。さらには日本経済に悪影響を与えていると一部産業の事例を書いていたが、逆に韓国経済の打撃については「さほど損害が伝えられない韓国側」などと書く。
よく言うわ。朝日が報じないだけで、韓国の経済が瀕死状態なのは周知のこと。文の経済失政の面も大きいが、文主導で始まった日本製品の不買運動が致命傷になった産業もある。旅行業界などが良い例だ。LCCなど潰れる寸前ではないか。都合の悪いデータは無視して報じないで、日本経済が大きな影響を受けているとの印象操作。相変わらず過ぎて、笑うしかない。
こんな箱田が「徴用工問題の解決策をさぐる上でも慰安婦合意が残した教訓は多い」とかヌケヌケと書く。日本が譲歩してまで合意したものを、韓国に一方的に破棄された問題が、何の教訓になるのか? 韓国を信用するなという教訓以外ないと思うが。箱田からすれば「日本がもっと譲歩しろ」って教訓なのだろうが、「バカを言ってるんじゃねえ!」以外の言葉はない。
関連
「朝日新聞・箱田哲也は相変わらず『日本も悪い』論」
「朝日新聞・箱田哲也の韓国目線にうんざり」
「朝日新聞・箱田哲也は相変わらずだな」
など多数。
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