朝日新聞11月25日の「日韓GSOMIA維持 危機免れたが、日米韓に禍根」(記者解説)読んで、相変わらずの韓国目線と内容の無さに呆れるばかり。何が言いたいのかもさっぱり。筆者は牧野愛博。牧野はソウル支局長だったので韓国通らしいが、この程度で何が「記者解説」なのかとも思う。

牧野の結論は「日米韓には危機を直視した関係の立て直しが求められる」とのことだが、韓国が勝手に騒いで日米との間をぎくしゃくさせただけ。すべての責任は韓国にある。ここに触れないで何を書いても意味がない。

韓国がアメリカに不満を持っているだとか、韓国の言い分をこれでもかと書くが、それもこれも文在寅の外交オンチのなせる技でしかない。経済失政に加え、こういう外交の失敗について何も書かない「解説」って何???

文が目指す「北との赤化統一」。その一環としての反日政策。それでもアメリカは「理解してくれるだろう」との勝手な解釈。こんなド素人外交に付き合わされた日米こそ、いい迷惑でしかない。

牧野は日米韓が軋んだところで、中国やロシアがそれを利用しているなどと書くが、そんなことは韓国が8月にGSOMIA破棄を言い出した頃から分かりきっていたことで、何を今さら感しかない。

牧野が言う「日米韓には危機を直視した関係の立て直しが求められる」の主役は韓国だ。文が「北との赤化統一」を目指している限り、日米に何を求めてもどうしようもない。しかも文は反日を使い韓国国内をまとめ、北との統一に利用しようとしている。

このような国に日本が積極的に協力できるわけがない。また、トランプも文をまったく使用していない。それはG7での「文在寅という人は信用できない」「なんで、あんな人が大統領になったんだろうか」発言からも明らかだ。

今回は文が最後の最後でアメリカと手を切れなかっただけ。それは文が北との統一に向けて突っ走るには韓国国内情勢が悪いからだ。それは自らの失政が原因。でも習近平や金正恩が好き勝手言ってきたら、唯々諾々と従うだろう。それが文だ。

良くも悪くも韓国が勝手にひとりで騒いでいるだけの状況なのに、「日米韓」などと括る「韓国通」の限界を示したコラムと言うしかない。