朝日新聞編集委員・駒野剛のコラムを批難したが、その2回目。
(「朝日新聞・駒野剛の「権力監視がぁ~!」には笑える」参照)

駒野はコラムで「新聞記者はニュースを報道するのが仕事でである。ニュースは政治家や官僚や企業トップといった権力者がネタ元になることが少なくない。権力は腐敗や独裁という『毒』と無縁でない。記者は毒を見抜き批判する監視者でなければ読者の信頼を得られない」と偉らそうに書いている。

その2日後(11月1日)、朝日の社説は「閣僚連続辞任 長期政権の緩み極まる」と菅原経産相、河井法相の相次ぐ辞任を批判している。いずれも週刊文春の報道に端を発している。朝日は両大臣の「疑惑」に関して何を「監視」していたのか? 見事なまでの「他人のふんどしで相撲を取る」だな。

駒野は権力監視のできない無様な自社記者を批判しないのか? 再教育施設にでも送ったらどうだ。共産主義を信奉し、中国大好き記者ばっかりなんだから、朝日社内にもあるんじゃないの?(笑)

まあ、朝日の社説で唯一評価できるのは「週刊文春によると」と正直に書いていることのみだな。

他紙(誌)がスクープした内容に基づき批判すればいいのなら、新聞記者などこんな「楽な仕事」はない。朝日は社説内で河井元法相の妻・案里議員の「疑惑」に対し、「(文春の報道が)事実なら」としれっと書く。なぜ事実確認を行わない。記者を大量に送り込めばいいではないか。

他紙(誌)に先行されたからと言って何も書いてはいけないわけではないが、後追いをしっかりやり事実関係を確認、何なら新証拠を掴むくらいやって書けば、もう少し説得力もあがるのに。

そうでなくても、現実社会(世界)を見ることなく、自社思想に基づいたお花畑論調をしていればいいのだから、やっぱり新聞記者など楽なもんだな、駒野よ。

駒野の偉そうな物言いコラムの2日後に「文春によると」「事実なら」とはね。駒野の見解が聞きたいぞ。