女子テニスの大坂なおみ選手が、日本国籍を選ぶ届け出を出したことが明らかになった。以前から東京五輪に日本代表として参加したいと公言していたが、国籍法のタイミング(22歳の誕生日)に合わせ、届け出を済ませたという。

喜ばしい限りだ。今後五輪出場規定を満たし、本番でも金メダル目指して頑張ってもらいたい。

ところで、毎日新聞客員編集委員・潮田道夫は今年の1月に、こんなツイートをしていた。

「大坂なおみの国籍選択の期限が来る。五輪もあるし、多分米国籍を選択すると思うが、そのときの日本人の失望はすごいだろうな。政権が倒れるぞ、下手すると。マスコミも困るだろうな。どうする諸君」
(「元毎日新聞論説委員長・潮田道夫の思い上がりツイート」参照)

上から目線の偉そうな物言いもさることながら、外国人への偏見・差別に満ちている日本の国籍を得するはずがないという、自らの偏見・差別に基づいた侮日持論。

さらには、何でも反安倍と結びつける脊髄反射的な、あちら方面にありがちな単純さ。大坂選手が米国籍を選択することで、安倍政権が倒れて欲しいという妄想丸出し。

1月当時から「政治的に利用するな!」「国籍に関係なく応援する」などの反論が相次いでいた。まあ、お仲間には受けていたようなので気を良くしたのか「大勢が(くだらない反論を)言ってくる。ツイッターは脊髄反射のレベルが低い人が多い」などと、過剰なほどの自信を見せていた。傲慢と言った方がいいかな。

今回大坂選手が日本国籍への手続きを済ませた報道を受けて、なんと! 潮田はツイッターに鍵をかけて逃亡した。当時のツイートに批判が殺到することを予測したんだろう。情けないヤツだ。

「自分の主義・主張は絶対に正しい」「反論するヤツはレベルが低い」みたいな自信過剰で傲慢で、しかも偏向しているヤツが現役時代には論説委員長をやっていた。この程度の人間が「社説」を書いていたと思うと、毎日のレベルが良く分かるというもの。

「読みを間違えました」と一言謝罪すれば済むものを、間違いを認めず逃亡し嫌なものは見ないという「元論説委員長」。こんな自らの発言(ツイート)に責任を負えないヤツが「ジャーナリスト」を名乗り「表現の自由がぁ~!」「報道の自由がぁ~!」とか言ってるんだから笑うしかない。

潮田は鍵をかけたツイッターの中で、お仲間に囲まれホクホク顔で老後を過ごすようだ。