チアリーディングの日本選手権(JAPAN CUP)が8月23~25日に武蔵野の森総合スポーツプラザで開催された。You Tubeを覗いてみたら動画がアップされていたので動画観戦。

いつも楽しみにしている高校部門。準決勝の得点を調べてみると千葉明徳高がトップ通過。2位が箕面自由学園、3位が梅花高。2月の高校選手権では目白研心高がトップ通過するなど、大阪2強に関東勢が迫ってきた感じ。

準決勝結果。
 1位 千葉明徳高   247.5点(決勝持ち点124.0点)
 2位 箕面自由学園  243.5点(  同  122.0点)
 3位 梅花高     240.5点(  同  120.5点)
決勝への持ち点は半分になるので、上位3校の差はわずか3.5点混戦。



梅花高の決勝演技。
序盤のタンブリングがすっごく綺麗だ。それに続く時間差のエクステンションヒールストレッチへの流れが良い。ダブルツイスト3基(成功)は、もう当たり前だ。リワインドからトップが1周するのは驚いた。また、ダブルツイストエクステンションアラベスクも綺麗に決まっていた。ノーミスの見事な演技で、257.0点をマークし計377.5点で9年ぶり2回目優勝。

9年前の初優勝時は「笑ってこらえて」の密着特集(箕面自由と)で観て、チアが好きになるきっかけとなった。あの時以来かぁ(しんみり)。



箕面自由学園の決勝演技。
出だしの連続トータッチジャンプがきれいだ。特に3回続けた3人は身体能力もすごい。タンブリングでも躍動していた。箕面自由もダブルツイスト3基(成功)は当たり前。ダブルツイストエクステンションリバティ4基、トータッチエクステンションリバティからヒルヒル4基も素晴らしい。ノーミスの見事な演技だったが、250.5点で計372.5点で2位。

JAPANの連覇は8でストップ。今回優勝していればJAPANの優勝20回という金字塔だったけど惜しかった。素人目には梅花高との6.5点差(決勝)は分からないなあ。



千葉明徳高の決勝演技。
序盤の倒立(?)からリワインドエクステンションヒールストレッチ、フルツイストエクステンションヒールストレッチの流れは綺麗だ。上位校は当たり前のようにダブるツイストを決める。大きく揺らいで危ない場面もあったが落下はなし。248.0点で計372.0点の3位。2位の箕面自由との差はわずかトータルで0.5点。大阪2強を大いにおびやかした。

今回観させてもらった動画は斜め前方(横に近い)からのもので、正面からではなかなか分からないスポッターの動きや、ミドルのぶんばりがよく分かり新鮮だった。またマットを広く使っているのもよく理解でき、いい動画だった。