朝日新聞は「夢よ もう一度」的な願望を社説にするほどネタがないのか? (苦笑)。9月16日の社説「民主党政権10年 『遺産』生かし対抗軸を」は、朝日の願望を通り越した妄想を書いている。
安倍首相から「悪夢」と言われる旧民主党政権。多くの国民も同じ思いだ。旧民主党の残党連中も「政権取って苦労するより、楽な批判野党でいい」とばかりに、旧社会党路線まっしぐら。ぬるま湯に浸かっている。
でも朝日は、何とか旧民主党の「功績らしきもの」を必死に羅列するが、「それで?」「だから?」の感想しか持たない。「かつての政権運営の『遺産』を生かし」とも書くが、「負の遺産」しかないのだから何を言ってるんだにしかならない。
明らかな失敗だった旧民主党政権の中にも、なにがしかの功績があったのならば評価することもやぶさかではない。強いて言えば「日本でも政権交代が起こる」ことを知らしめたのは功績かな。政治に緊張感をもたらす意味でも、政権交代可能な野党の存在は必要だと思う。でも現状の残党連中を見れば、そんな期待を持つことは不可能に近い。
連中がなぜぬるま湯に浸かっていられるかと言えば、朝日の「甘やかし」も大きな要因のひとつだろう。対案も出さずに、無理筋な批判に終始する連中を必死に擁護する。連中に都合の悪いことは決して報道しない。報道しないばかりか、隠蔽に加担する。
例えば、現在も混迷を極める「普天間の辺野古移設」に関し、残党連中が当時のことを忘れ批判している。鳩山由起夫の「思いつき」としか思えない「最低でも県外」「腹案がある」がすべての始まりだ。
残党連中が、自分たちの政策など無かったかのように現政権を批判する。しかも、それが批判のための批判であって、決して前に進めるような建設的な批判ではないことを国民は知っている。それが衆参の選挙で自民党が連戦連勝している理由のひとつだろう。
朝日は「旧民主党政権もいいことをした」的なことを書くよりも、残党連中の現状をきちんと批判し、対案を提示し建設的な議論をするよう戒めることが必要ではないのか。ぬるま湯に浸かっている残党連中を甘やかすことが、決して連中のためにならないことは明らかだ。(同じことは対韓国にも言える)
まあ、朝日自体が「捏造してでも政権批判」というスタイルなんだから、残党連中を批判できなのも当然かもしれないけどね。
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