週刊ポスト
週刊ポスト9月13日号(9月2日発売)の「嫌韓」特集が、一部からの批判にさらされている。表紙には「韓国なんて要らない」と大きく書かれ、「『嫌韓』でなく『断韓』だ 厄介な隣人にサヨウナラ」の文字が躍る。

一種の炎上だが、内容が気になったのでコンビニ数軒を回ったが、どこにもなく買えなかった。珍しく完売したのか、特定勢力が買い占めたのか分からないけど。なので、記事の内容について言及はできないが、週刊ポストを批判している論調を読んでみた。

毎日新聞が早速社説で批判している。題して「週刊ポストの特集 嫌韓におもねるさもしさ」。「韓国をおとしめた」「韓国人への偏見やヘイト感情におもねり」「さもしい姿勢」と言いたい放題。

毎日新聞はポストの記事を「ヘイト」と判断しているようだ。また、「ヘイト」で煽ってまで週刊誌を売ろうとする姿勢を「さもしい」と言っている。ただ、「表現の自由」と「ヘイト」の線引きは微妙なところではあり、他誌の記事にこれだけいちゃもんをつけるのは、どうなんだろう?

個人的には、表紙のタイトルを見る限りは、別になんてことはない昔から言われていることだと思うけどね。例えば「10人に1人は治療が必要 怒りを抑えられない韓国人」なんて、韓国人自身が言ってることだし(大韓精神健康医学会)。
(韓国中央日報「韓国の成人の半分が憤怒調節障害、どのように怒りを堪えるか」参照)

毎日新聞は「あいちトリエンナーレ 『表現の不自由展・その後』」中止問題で、盛んに「表現の自由がぁ~!」と批判してきた。あの展示を「日本ヘイト」ではなく「表現の自由」だとした毎日新聞。そんな毎日新聞が他誌の記事を「韓国ヘイトだ!」と騒ぐことへの違和感。

そうでなくても、つい先日、紙面に掲載した川柳を「嫌韓を煽る」との批判を受けただけであっさり削除している(「毎日新聞の言行不一致」参照)。毎日新聞が偉そうに言う「表現の自由」なんて、所詮その程度。

それにしても、毎日新聞には韓国を批判するものは「ヘイト」との社内基準でもあるようだ(苦笑)。メディアにとって最大限守らなければならい「表現の自由」で、ダブスタをさらけ出すことに、恥ずかしいという思いはないのだろうか? 他誌(紙)の「表現の自由」はお構いなく、自社のダブスタが何よりも優先すると言うことか。

毎日新聞は「相手国民への差別につながるような言論は、メディアの責任として排除する必要がある」とも書くが、日々行われている韓国誌(紙)の「日本ヘイト」を一度でも批判したことがあるのか? 一緒になって「日本ヘイト」に加担しているのが毎日新聞だろう。こういう姿を見てきている「普通の日本人」からすれば「何を偉そうなことを言ってるんだ」という思いしかない。

「日韓対立の時流に乗れば、何を書いても許されると考えたのだろうか」と言う毎日新聞は、「日本批判なら韓国誌(紙)は何を書いても許されると考えているのだろうか」と聞きたいくらいだ。

結局はこういう社説(記事)を書くことで、韓国はここまで増長してきた。韓国からすれば、何をやっても日本の一部メディアは擁護してくれる。こんな味方が日本国内に多いのだから、そりゃ増長する。