朝日新聞の立憲民主党推しは今に始まったことではないが、参院選の結果報道を見ても「過保護」だなぁとの印象しかない。

投開票翌日「野党共闘、1人区10勝 新顔が自民に勝利、相次ぐ」との見出しで大喜び記事を載せたが、そうなの?

野党共闘で1人区10勝は「ある程度」の成果が出たとは思うが「勝利相次ぐ」なのだろうか。立民・福山は「(前回の)11議席以上は最低条件」と語っていたが届いていない。

当然、「ある程度の成果」は認めつつ、なんで目標に届かなかったのか? なぜ支持が全国に拡がらなかったのか? との分析が必要だろう。それも無く、無条件に「今後は政府・与党への攻勢を強めていく」などと煽っても、決して今後にはつながらない。

だいたい、野党共闘と言っても政策の合わせ込みもないただの「野合」。選挙後どうするのかの説明もない。単に有権者の選択肢を奪っただけとの見方もある。選挙戦術として割り切るのは、国民を舐め過ぎではないか?

これだけではない。立民には「説明責任」を果たさなければいけない議員が何人もいる。しかし朝日は決してそれを言わない。そのため「すねに傷」のある議員が、ノウノウと国会内を闊歩している。自民党議員なら枝葉末節なんでも揚げ足取りをするのに。

また、蓮舫を中心に「特大ブーメラン」を投げまくるが、そういう恥ずかしい行動を批判することもない。

旧社会党(現社民党)の凋落以降、朝日は旧民主党に大きな期待をかけていたが、何も出来ずに崩壊。結果的に朝日思想に合致した「左翼政党」ができたことがうれしくてしょうがないんだろうけど。

でも、立民を「過保護」にしても大成しないぞ。朝日は韓国を「過保護」にし過ぎた結果どうなったか? 勘違いをし傲慢になり、全世界に無様な姿を晒している。立民も同じことになるだろう。何をやっても批判すらされなければ、傲慢になるもの当然だろう。

今回の参院選も立民は「消費増税の凍結」を公約にした。朝日はずぅ~っと「増税」を主張してきた。安倍首相が増税延期を繰り返してきたことには噛みついたのに、立民の「凍結」には無言。また、党の公約とは違う主張を繰り返す公認候補者が続出。「消費税廃止」なんて言ってたのもいた。こんな党としてのガバナンスが失われているのに一言も触れない(批判しない)。

こんなことを続けても決して立民の為にはならないと思うぞ。