参議院選は自民党が前回(3年前)を上回る57議席を獲得し勝利した。こうなると朝日新聞が翌日の社説で「あれ」を書くんだろうなと思ったら案の定だった。

「あれ」とは「低投票率」と「白紙委任じゃない」。7月22日の社説を読み進めていくと、ありましたありました(苦笑)。

「投票率は24年ぶりに50%を切り、過去2番目の低さとなる見通しだ。その支持の内実はどこまで強固といえるだろうか」「民主主義における選挙は、勝者への白紙委任ではない」

以前に比べると、若干回りくどい言い方になってはいえるけど。以前は単刀直入に言っていたから、少しは朝日への悪い風向きを気にしたのか。でも、これ以外にも「改憲勢力3分の2を維持することはできなかった」「おごりと緩みは誰の目にも明らかになって」など、あれもこれもダメだし問題点が多いと、何とか腐そうと一生懸命。読んでいるこっちが、逆に哀さを感じてしまうほどだ。

さらには自社の世論調査の結果も使って、健気に安倍首相を否定する。こういう執念を別の方向(自社の捏造を謝罪するとか事実を事実として報道するとか)に使えないものかね。

まあ朝日が何を書こうが「負け犬の遠吠え」でしかないが、決して忘れてはいけないことがある。それは「これが民意だ」ということ。朝日がどういちゃもんをつけたとしても、否定しようがない事実だ。