真の日韓関係を阻害しているのは朝日新聞などの左派系メディアだと断言できる。韓国を甘やかしてきた「つけ」が出ているに過ぎない。朝日的には韓国を持上げることで相対的に日本を堕とすという、テクニックのひとつに過ぎないのかもしれないが、もう無理筋もいいところだ。

朝日新聞5月22日の社説「徴用工問題 韓国が態度を決めねば」を読むと、どこまで韓国を甘やかしてるんだとの感想しかない。そんなことをしても韓国の異常さを浮かび上がらせるだけで、日本を貶めることは出来ないぞと思ってしまう(苦笑)。

タイトル通り、徴用工問題(実際は出稼ぎ労働者問題だけど)で韓国をやんわり批判しているのだが、朝日的には「日本も悪い」を入れないと記事(社説)にならないようだ。

日本政府が協定にもとづく仲裁委員会を設けるよう韓国側に要請したことを受け、「日本政府側もしっかり歴史に向き合い、冷静な対応を尽くすよう心がけねばなるまい」と書くが、歴史に向きあっているからこその対応だ。だって、ただの出稼ぎ労働者問題だし、日韓請求権協定で解決済みだし。

朝日は「真の解決は当事者間の対話でしか実現しない」「半世紀を超えた日韓の国交も、時の政権同士がたゆまず話し合い、克服してきた歩みを思い起こしたい」とも書くが、噴飯物である。

朝日が中心となり韓国を煽り・けしかけ、日本は常に譲歩してきた。慰安婦問題など、その典型だろう。ウソ記事・捏造記事など何でも使い、常に日韓関係がこじれる方に持って行き、それを日本側の歴史認識が原因だと韓国目線で書いてきた朝日。マッチポンプもいいところだ。

そんな朝日が、安倍政権が少しでも強気な対応に出ようとすると、「対話で克服してきた歩みを思出せ」とか書く。実際は対話でも何でもなく、日本側の一方的な譲歩でしかなかった。

何度も対話という名の譲歩をし、そのたびに反故にされてきた「歴史」を朝日はどう考えているのか。一見、強攻策ばかりに見える安倍政権でさえ、韓国には譲歩している。2015年12月の慰安婦合意などその典型だ。それさえ反故にした韓国。

今回の「出稼ぎ労働者問題」も同様だ。一方的にけんかを売られたに等しい。でも朝日は「殴られても話し合え!」「相手の無理難題にも対話だ!」と言う。そんな朝日が横から韓国を煽っているんだから、もう呆れるしかない。