朝日新聞(デジタル)の5月17日に「皇位継承、女性宮家が焦点 野党、世論に訴え 政権慎重」という記事が載った。

読んでみると、立憲民主党が皇位継承のあり方について党内議論を活発化しているという内容。15日に「安定的な皇位継承を考える会」を開催、山尾志桜里が議論を加速していく必要性を強調したいう。

えっ? これってもしかして会長・事務局以外の参加者が「たったの2人」だった、あの会合のことか? (「立憲民主党は関心もないくせに皇室について発言するな!」参照)

立民の「皇位継承を考える会」
この会合で党内議論を活発化している?

参院選目当てに自らの支持層に媚びただけ立民に対して、朝日新聞にかかると「党内議論を活発化している」と映るらしい。参加者2人なんだけどねぇ。まあ立民が「6月上旬にも考えを取りまとめる方針」と言っているのはウソではないが、活発に議論していると解釈するのには、相当の無理がある。

事実を踏まえれば、「立憲民主党は皇室のあり方について党内の議論を加速させるべきなのに、参加者が2人なのは党としての真剣度が疑われる」と書かねばいけない。

だから朝日新聞を読んでも真実は得られないし、だから朝日新聞は信用されない。ネット全盛の現在において、こういう「意図的な曲解」はすぐにバレる。朝日新聞の持論と同内容なので、一生懸命推しているのだろうが。

福島第一原発元所長の調書を「意図的に曲解」して、恥をさらした過去を何も反省していないようだ。元所長調書は当時公開されていなかったからバレないと思ったのだろうが、今回のように公開されている会議の様子をこうも「忖度」して書くか。

相変わらず恥ずかしい新聞だ。