朝日新聞論説委員(国際社説担当)・箱田哲也って、どうにか韓国を持上げて日本を堕とそうとする。そこには論理などなく、感情・願望・妄想に溢れるユニークな文章になる。

5月12日の「韓国、自縄自縛の対日外交」(社説余滴)も見事な書きっぷり。タイトルだけ見ると「自縄自縛」なんてあるので、韓国をたしなめる内容かと思うが、必死で韓国上げをしているから面白い。そして日本下げ(安倍下げ)も決して忘れていない、朝日新聞として満点(?)のコラムになっている。

アメリカに呆れられ、日本からはバカにされ、北朝鮮からも相手にされずにいる文在寅。失政の挙げ句、韓国経済は破壊・崩壊寸前。そんな文在寅をどうやって持上げようようかと考えた箱田は、「日本を下げりゃ、相対的に韓国が上がるな」と。

言うに事欠いて「文政権は『根っからの反日』『日本を無視』といった、日本で広がる安直な言説は、大半が誤りか正確さを欠く」だって。こんな呆れたことを書きながら、すぐ次に「(文は日韓関係の)早期の関係改善を望んでいる」と書く。

箱田だって、今の日韓関係の悪化が文の施策によることくらい分かっているはずだ。もし分かってなかったら論説委員の資格なんてない。文自らが関係を悪化させておきながら、なぜ関係改善を望んでいるのかは、文が日本に頼らざるを得ないことを理解したんだろう。それほど文の外交・経済政策は破綻している。左翼にありがちなポピュリズム政策と反日一辺倒では当たり前のことだ。

自分で悪化させたのを改善しようとするならば、やることはひとつしかない。「申し訳ありませんでした」と謝罪し、施策を改めることだ。これがスタート。

当然、メディアとしても韓国(文)をたしなめなくてはいけない。それなのに箱田は何を言うかというと「歴史に後ろ向きを決め込む安倍政権の責任は大きい」。安倍政権が悪いから文がこういった反日施策をとるんだ的な物言い。

こういう何をやっても擁護してくれる日本のメディアがあるから、文は心置きなく反日施策がとれるのだ。でも、こういう態度は決して韓国のためにも文のためにもならないのは明らかだろう。そして日韓関係にも。

朝日新聞は日韓関係が良好では日本下げができないから、常に悪化している方がいいのだろう。そのために、自ら悪化させる手立て(慰安婦捏造など)をとるくらいだから、当たり前かもしれないが。

最後に箱田に聞きたいが、お前は子どもがどんなに悪さをしても「いいよいいよ、◯◯ちゃんの方が悪いんだから」と子育てをするのか(しているのか)? 子どもを叱らないのか?

*箱田哲也でブログ内検索してもらえれば、箱田や朝日新聞のバカさ加減を笑った記事がいっぱい出てくるので、併せてご覧いただけるとうれしいです。