朝日新聞4月29日の社説「原発被災地 住民本位の将来像を」には、怒りしか湧いてこなかった。

福島県大熊町の一部で批難指示が解除されたことを受けてのものだが、相変わらず「原発被災地の復興の道のりは多難」「廃炉作業や放射能への不安」などと、ネガティブな言葉を多用する。

もちろん楽観論を書けなどと言う気はまったくないが、復興の道のりを多難にしたのは朝日新聞だし、先頭になって不安を煽ってきたもの朝日新聞だ。

朝日は事実とは言えない内容(反原発派の妄想の類いまで)を垂れ流してきた。何々の「可能性がある」とか「指摘がある」などとの表現で、科学的証明のない内容や特定の人たち(組織)の言い分を一方的に垂れ流してきた。いや進行形で「垂れ流している」。

「原発事故による放射能の降り注ぐ下に生活をしていた事実」「首都圏の飲料水が汚染される(可能性も)」とかツイートしていた田井中雅人は、その最たるものだ(ツイッターは記者の個人的見解という建前だが)。

さらには「風評被害対策を一生懸命にやると、被害は風化する。被害を訴えにくくするという役割果たしている」とまで。風評被害対策・対応など不要だと言わんばかりの言い分だ。

朝日が記事や記者のSNSなどでデマも含めて煽る。読者や見聞きした人が不安になり風評被害が広がる。さらに朝日が煽る。風評被害が拡大する。この無限ループが現在も継続している。

こんな朝日が「住民本位での将来像を」などと言う厚かましさ。どうしようもないクズ新聞だ。