5月1日の皇太子殿下ご即位に伴い施行される新元号が「令和」に決まった。

出展は「万葉集」の巻5、梅花の歌32首の序文「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」から。

安倍首相は「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている」と説明した。

天皇陛下が「国民統合の象徴」であるように、元号もまた「日本の象徴」である。「令和」の言葉の響きや、それに込められた意味などから、国民があるべき日本の姿に思い至れば良いことだと考える。後に「令和」ってどんな時代だったかを決める大きな要素は、国民の意識ひとつでどうにでも変わるものだと思うから。