3月2に開催された「2019政治決戦必勝! 総決起集会」と銘打たれた集会で、立憲民主党・川内博史が挨拶をしている動画を観た。感想は「こいつは真性のアホだ!」。これ以外にない。

集会は「消費税廃止へ!」「ガーベラ革命で共生社会を実現しよう」とあるので、主催団体の素性も何となく察しが付くけど。

川内は冒頭で鳩山由起夫を盛んに持上げているのはご愛敬として、講演のほとんどが「えっ? こいつ本当に国会議員?」と思わせるような内容。

川内は「来年度の国家予算は102兆円。国民ひとり当たり100万円。皆さんの懐に手を突っ込んで100万円引ったくって、米国からものを買う」「オスプレイって重さ15トン。豪州で鉄を1トン買う1万円。15トンの鉄の塊は15万円。それがなんで200億円にもなるの」。

まあ、言いたいことは税金の使い道の善し悪しなんだろけど、例えがバカすぎる。これは製造業を始めとし、すべての産業に対する冒涜発言だな。この発言は「コスト」すら理解していないし、「商品価値」の概念もない。

政治の「コスト」の一部として国会議員歳費や文書交通費があるが、川内には支給の必要はないね。立憲民主党の議員には、1kgいくらの体重制にしよう。みんな革マル枝野のようにデブるかもね(苦笑)。

他にも「統計を偽装するようになったらお終いです」「安倍さんは自分にとって都合の良い数字ばかり言う」なんて、まるで安倍内閣が統計不正を主導したと言っているに等しい言い分。民主党政権時にも不正は行われており、気づきもしなかったことを自覚しているのか。自分らのバカ自慢か。

主催団体の「共生社会を実現しよう」のキャッチからも分かるように、川内も「共生」というキーワードが好きなようだ。それも「ばらまき」的なことをすれば共生社会が実現できるみたいなことを盛んに言っている。冒頭で鳩山を持上げた際にも「子ども手当」を例に出していた。

何もできず、無理してやった中途半端な「ばらまき」が子ども手当。それを今、胸を張って自慢されてもなぁ~(呆)。それに講演の中でも、弱者(お年寄りを例に出していたが)にばらまけ! って言ってる(苦笑)。「適正な再分配」の重要性を言ったのだと、良いように理解してやろう。

ただ、川内の言ってることは「再分配」という名の「ばらまき」にしか聞こえないんだけど・・・。

これにしても「懲りてないバカ」「真性のアホ」としかい言えない。民主党政権誕生前にTVなどに出まくり、民主党政権になったらバラ色の未来が待っているかのごとくしゃべりまくっていた川内。予算の付け替えで何十兆円もの「埋蔵金」を出せると豪語していた川内。

逆にこの頃に具体的に好き勝手言って、何もできなかった反動なのか、旧民主党の連中は批判ばかりの旧社会党状態になっている。川内に限らないが、民主党政権時の反省なくして現政権の批判など、自らの低能ぶりを晒しているだけなんだけど。それに批判だけでは絶対に支持率は上がらない。

実はこの動画を観た理由は、川内の「オスプレイは15万円」発言がツイッターに流れてきたから。いくらなんでもこんなバカな発言はしないだろう。その前後で何か関連の文脈があるのではと思ったから。

で、観たらそのまま言ってた(苦笑)。前述のように税金の使い道の話と理解してあげたけど。まあ、川内の政治信条に口を出す気はまったくないし、川内が何を話してもかまわない。でも、もう少しましなことを言おうよ。