テレ朝・報ステが元東京地検特捜部の「ヤメ検弁護士」高井康行弁護士をゲストに呼び、ゴーンの拘留などについて解説させていた(1月15日放送)。
報ステメンバーは検察は異常、日本の制度は異常、日本が悪いと持って行こうと必死だったが、高井弁護士から「正論」を言われ爆死していた。
徳永「拘留の長さはどうなんですか(異常では)?」
高井「フランスの場合は予審判事の手元に移れば捜査機関も1年から4年拘留する」
後藤「最初は金商法違反。もっと手続きは迅速に行くと思いきや拘留を続けた。この手法はどうなのか」
高井「金商法の内偵ほど特別背任の内偵は進まない。こういう捜査状況はやむを得ない」
富川「海外からどんなに批判が出ても判断は知見としては変わらない?」
高井「捜査は国家主権の行使だ。日本の法律に従って適正にやっている限り、海外の批判は気にする必要はない」
至極まっとうなお話。報ステメンバーが逆に必死すぎて笑ってしまうわ。
後藤に至っては言うに事欠いて、2010年の中国漁船体当たり事件を持ち出し、中国のデモが激化し船長を釈放したなどと言いだした。まるでゴーンを早く釈放しろと言っているかのようだ。
これは当時の菅直人政権が体当たり動画を隠蔽した挙げ句、那覇地検に責任を押しつけたものだ。こんなものを引っ張り出してまで、特捜批判→日本批判に持って行こうとする姑息さ。バカ丸出し過ぎて呆れるばかりだ。
素直に左翼弁護士でも呼べばよかったのに。よりによってなぜ高井弁護士を呼んだのか? 日頃の言説からすれば、報ステの侮日・貶日方針とはまったく合わない人選だろう。
それにしても、徳永、富川、後藤が余りにも常識が無く、無知であることまでさらけ出してしまった報ステ。高井弁護士は2度と呼ばれないだろうけど、プロデュサーはクビになるんじゃないか? 逆に心配してしまうぞ(爆)
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