朝日新聞12月14日の社説余滴「『恨』を解くためには」には、呆れるしかなかった。筆者は「あの」中野晃。韓国大法院が「出稼ぎ労働者」に対して賠償金を払うよう判決を出したことを当然のように書いている。いやはや・・・。

「関係企業はその心情をくむ対応をもっと早くとれなかったのか。日韓の裁判を取材した記者として残念に思う」とか、韓国大法院の判決は「当然のこと」といった物言い。呆れるしかない。また、原告で故人となった2人の韓国人に対し、「不実を詫びることはできないのか。◯さんたちが草場の陰で見守っている」だってさ。

中野は以前から韓国(朝鮮半島)目線で記事を書いているが、こいつにとって「事実」は二の次のようだ(苦笑)。言うまでもないが、この手の賠償権は日韓請求権協定に含まれている。協定締結時に日本は韓国に対し「個人賠償をする」と伝えていたのに、個人賠償は韓国がするから「国」に一括で払えと言ったのは韓国(朴正煕)。

これを個人に還元しないで「国のカネ」として使ったのは韓国。韓国人元労働者は、何か請求したければ韓国政府に請求するのが筋であり道理。

中野は「ただ働き」をさせたと日本企業を強く批判しているが、それも含めて解決済みなのだ。韓国政府の公式見解も同様だ。過去に、ほんの一部だが国から賠償をしている。極左の文大統領がこれを壊そうとし大法院長官に一介の地裁所長を大抜擢し、今回の判決となったということ。

中野はこんなことも知らないのか? 知らなければ記者失格だし、知っていて韓国すり寄り記事を書いているなら悪質過ぎる。

中野は以前から事実無視で記事を書いているが、どうしようもないヤツだ。中野は「慰安婦捏造」などの自社のウソ記事から何も学んでいないようだ。自分の思想に合わせて都合の良いことだけ並べても、「事実」に基づかないものは「妄想」と言う。

まずは記事内容ありきで、事実が合わなければ「曲解」し、それでも不足なら「捏造」するのが朝日新聞。当然のように、中野にとっても「事実」などはどうでもよく、自らの考え(思想)の方が重要だと言っているコラムだ。こんなのが新聞記者を名乗る。それが朝日新聞。日本には要らない!

中野晃 関連
朝日新聞・中野晃の朝鮮戦争における日本の責任って?
朝日新聞・中野晃の言う『断片のイメージ』って朝日新聞そのもの