皇太子殿下が新天皇に即位される来年5月1日と、即位礼正殿の儀が行われる10月22日を祝日にする(来年のみ)特別法令案が衆議院を通過した。これで5月連休は10連休になることが、ほぼ確定した。
このニュースを聞いた感想は「あぁ~、朝日新聞は頼みの立憲民主党にも見捨てられたんだ」。
朝日新聞は11月14日の社説「来春の10連休 国民の声届いているか」で、「頭を抱えている人が大勢いる」「ふつうの人々の懸念や戸惑いは、ここでも置き去りにされたままだ」「政府の迷走」などと、反対のための反対を書いていた。
(「朝日新聞が言う「国民」「普通の人々」とは?」参照)
立憲民主党の山尾志桜里も、朝日とほぼ同じ論点で国会質問(と言うより難癖)をしていた。当然、立民は反対するものだと思っていたら、なんと賛成してやがる。言い訳は付帯決議(国民生活に支障を来さないよう政府に求める)がついたからだろうが。
朝日は「ふつうの人々の懸念や戸惑いは、ここでも置き去りにされたままだ」とまで書いたのだから、この件について論評しないといけないのではないか? 共産党は天皇・皇室を認めていないから反対するのは当然として、立民まで賛成してるんだぞ。
ところが、12月4日に衆議院で可決されて以降、可決されたことすら報じていない。お得意の「報道しない自由」の発動だ。立民も朝日と歩調を同じ(つまり反対ということ)にしている入管法改正案や水道法改正案は、これでもかってほど記事があるのに。
本当に分かりやすい新聞だ。アホ丸出しと言ってもいい。何でも反対の同士だと思っていた立民が、付帯決議程度で賛成に回ってしまったことを、アホな論説委員連中は恨んでいるだろうな(嘲笑)。
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