日本テレビの「世界の果てまでイッテQ!」の祭企画で、「捏造」疑惑が週刊文春で2週にわたり報じられた。それを受けて、朝日新聞が11月17日の社説で「イッテQ疑惑 放送への信頼傷つけた」と、上から目線で講釈を垂れている。

「イッテQ!」の疑惑は、文春を読んだ限りでは「やらせ」「捏造」っぽいので、これはこれで大いに批判されるべきだし、日テレも反省し再発防止に務めるべきだ。しかし、朝日新聞が「信頼傷つけた」などと批判する資格があるのか? は、「普通」の日本人なら強く思うはず。

朝日新聞は、日テレは過去にも「真相報道バンキシャ!」でも虚偽放送があり、社長が辞任しているとか、危機管理やコンプライアンスは? とか言いたい放題。

そして「フェイクニュースが横行する時代。何より大切にすべきは、『信頼』ではないか」とまで言うが、自身の数々の不祥事(捏造・ウソ、印象操作記事)は頭から抜け落ちているようだ。論説委員連中は都合の良い頭の構造をしている(苦笑)。

まあ朝日新聞社内では、自社の不祥事は無かったことになっているようで、毎週誰かしらが「自分のことは棚に上げて」他人を批判している。「朝日新聞は社説やコラムで自己紹介?(苦笑)」でも書いたが酷いものだ。

古くは伊藤律ののインタビュー捏造、サンゴKY事件、慰安婦問題の捏造、田中長野県知事メモ捏造、NHK番組改変問題、任天堂社長インタビュー捏造、福島第一原発吉田所長調書曲解、やらせ除染の捏造、森友・加計学園でっち上げなどなど。印象操作記事になると、もう数え切れないと言うか、今でも書いている。説明責任などまったく果たしていないに等しい朝日新聞。

歴代社長も不祥事(捏造記事以外含む)で何人も辞任しているではないか。逆に策を弄して居座った社長もいたな。今や不祥事の時によく出てくる「第三者委員会」って、その社長が居座る(不祥事を軽く見せる)ために始めたことだし。そのくせ他社他人の第三者委員会報告はすぐ批判する。

そんな朝日新聞が他社の不祥事をここぞとばかりに批判する。日テレに限らず、いろんな企業が朝日新聞の「自分のことは棚に上げて」批判に晒されてきた。みんな思ってるんだろうな「お前に言われたくねえぞ」って。

「フェイクニュースが横行する時代」って、先に書いた(一部だが)ようなフェイクニュースを垂れ流している本家本元が朝日新聞だろう。天に唾するとは、こういうことを言う典型だな。