朝日新聞が「犯罪者」摘発番組を「差別」「偏見」を助長すると言い始めた。不法滞在者を弱者と捉えて、お得意の「弱者に寄り添う」姿勢を見せている。こんなのものは、タダの欺瞞である。

朝日新聞デジタルの10月13日「外国人摘発番組、フジ以外も次々 『排斥運動に加担』」によると、フジTVが放送した「タイキョの瞬間!密着24時」が問題番組だという。これ以外にも、複数のTV局で入管に密着した同様の番組が作られており、差別を助長していると朝日新聞は言う。

記事では弁護士や大学教授などにコメントさせ、「摘発場面を取り上げる番組は外国人を不審視し、排除する空気を作りかねない」「一部にある外国人排斥運動に、メディアが間接的に加担しているのを感じる」「最初から犯罪者の印象を与えている」だそうだ。

そして記事の結論は「入管の現場で何が起きているのかを本当に伝えたいなら、外国人の受け入れ制度や法律の問題点に触れるなど多角的な視点が必要で、法を盾に誰かを罰して留飲を下げるような作りにはならないはずだ」。

どうやら、不法滞在にも理由があるのだから、その理由を多角的な視点で見るべきで、摘発場面を映すのは良くない、ということらしい。

不法滞在者を摘発する場面が、なぜ「外国人への差別・偏見を助長し、排斥運動」を助長するのか、さっぱり分からない。それに、不法滞在者の「理由」によっては、許すべきだとも言いたいのか?

それに「推定無罪を無視している」なとど識者に語らせているんだから、これから朝日新聞は不法滞在問題に限らず、犯罪行為や逮捕事案などを記事してはいけない。裁判で有罪が確定するまでは「推定無罪」ではないか? 判決が確定するまでは報道するな。

もしかして、朝日新聞が社員やシンパの犯罪行為を報道しないのは、「推定無罪」と判断しているからか? (苦笑)

相変わらず、欺瞞に満ちたクズ新聞だな。