剣道の世界選手権で、日本が韓国を破って優勝した。素晴らしいことだ。ところが開催国が韓国で、しかも決勝の相手も韓国。当然のことながら、勝っても非常に嫌な思いをする。いつものことではあるが・・・。

決勝では大ブーイング。韓国が負けると判定にいちゃもん。日本びいきの判定だと大騒ぎ。さらには、剣道は韓国のコムドが起源だと、また大騒ぎ。韓国らしいと言えば韓国らしいが、いい加減にしてほしいものだ。

自国に誇る文化や芸術、武道がないからといって、何でもかんでも韓国起源をいう「ウリジナル」はみっともないの一言。空手のパクリであるテコンドーの起源説はいい加減すぎて怒りを通り越して笑うレベルだが、それでも五輪種目にまでなった。なら、コムドを世界に広める運動をしたら? いい加減な起源説を触れ回っちゃダメだけど。
(「テコンドーの縁起を聞くと怒りがわいてくる!」参照)

ついでに、朝日新聞にも言いたいことがある。朝日は剣道世界選手権の結果を共同通信配信記事で、結果のみを淡々と伝えるだけ。韓国がいろいろ騒いでいることは絶対に報じない。

朝日新聞は過去に偉そうにこう言っていた(2017年10月の天声人語)。
「文化や人種の違いをあげつらい、何が日本固有でどれが韓国由来かまくしたてることにどんな意味があるのか」。

当然、朝日が言うのは日本(人)に対しての批判だ。同じことが韓国にも言えるだろう。「ウリジナル」は剣道だけでなく合気道・空手などの武道、歌舞伎・和歌・華道・茶道といった文化・芸能・海苔・納豆・寿司・味噌といった食品、ソメイヨシノ・秋田犬といった動植物など、非常に多岐にわたる。

しかし朝日新聞が韓国に対して、「何が韓国固有でどれが日本由来かまくしたてることにどんな意味があるのか」とは絶対に言わない。こういうところが朝日新聞の安定したダブスタであり、信用されない理由だ。

最後に「唐辛子」のことを韓国は「倭辛子」と言う。「唐辛子」は唐(中国)から来たといわれる(諸説あり)が、「倭辛子」と言うのは日本から伝来したからである。サッカーも韓国発祥、キリストも韓国人などと嘯く韓国にしては、倭辛子を良く認めていると驚いてしまうが。