朝鮮日報のWEBサイトに「『安重根の平和思想、韓日の青年たちに伝えたい』 銀座で追悼会」という記事が載った。何でも、安重根を「讃える」人々が日韓両国から集まったものだという。

その中で、元朝日新聞の小田川興といヤツが「安重根義士は100年前に国連の思想を提示しており、21世紀の今でも尊敬している。北東アジアの情勢が変化する中、安重根義士のことを学ばなければならない」と発言している。

ご存じの通り、安重根は初代韓国統監・伊藤博文を暗殺したテロリストだ。当時の時代背景、安の個人思想など様々な要因があるだろうが、テロリストはテロリストでしかない。

そのテロリストを「尊敬している」と言い、「義士」と呼ぶ小田川。朝日新聞過ぎて引いてしまうわ。朝日時代の経歴はソウル支局長、編集委員だというから、朝日新聞がどういう組織かよく分かるというもの。

どのような目的があろうと、「暗殺」などという手段を用いていいはずがない。これを肯定しているのを見ると、やはり目的のためには手段を選ばず、ウソ・捏造記事、印象操作記事を乱発している現在の朝日新聞と結びついてしまう。

自分たちは正しい。正しい人間が、その目的達成のためには何をやっても許されるといった、最近の傲慢な左派系の態度を見事に体現している。

朝鮮日報の記事には他の日本人も出てくる。
行徳哲男 日本EB研究所所長/安重根の遺骨収集活動をしている
牧野英二 法政大学教授/安重根の「平和思想」を研究
豊住伸治 高校教師/生徒に「安重根の思想」を教える
鈴木仁 中学教師/生徒に「安重根の思想」を教える
木谷道宣 日本人に向けて安重根の思想をの講演

教師が出席していることに、驚きを禁じ得ない。しかも「生徒に安重根の思想」を教えているだって。どんな内容なのか?

ところで、現在韓国は安重根を反日の闘志・義士として持上げているけど、安の身内は「親日派」(日本支配の協力者)としてアメリカ移住を余儀なくされている。結局は、安重根は反日に使われているだけ。

よく言われていることだが、伊藤博文は日韓併合に反対しており、伊藤暗殺は逆に日韓併合を招いたとの見解もある。