悪性の脳腫瘍により闘病中であった女子プロレスラーRay(本名・年齢非公表)さんが8月30日に死去した。

Rayさん
2016年に左視床部分に腫瘍が発見され、がん細胞が神経にかかっているので、手術はできない状況だった。その後、水頭症を発症し緊急手術を受けるなどしたが、抗がん剤治療を中心に闘病生活を送っていた。

2003年に我闘姑娘でデビュー(当時は「零」)、数団体(プロダクション)に所属後フリーに転身。華麗な空中殺法を得意とし「女ハヤブサ」と呼ばれた。「ムーンサルトプレス」は天下一品だった。

「脳震盪で受診したのに、あれやあれやといううちに。10万人に1人という病気に、なぜ私がならなければというのがあった」と苦悩を語っていたが、「長期欠場になると思うけれど、必ず完治させてリングに上がります。早く打ち勝ってリングに戻りたいと思う」と誓っていたが・・・。残念ながら再びリングに立つことは叶わなかった。

先日の亜利弥’さんに続き、また訃報に接することになるとは非常に辛い。
謹んでご冥福をお祈りいたします。