中国上海で習近平のポスターに墨汁をかけ「習近平の独裁専制の暴政に反対する」と抗議した女性が拘束されたのは7月のこと。
(「中国『墨汁抗議事件』を見るにつけ日本は良い国だ」参照)
今度(8月16日)には、中国版ツイッター「微博」で日本を称賛した男性が、当局に拘束された。何でも、民族感情を損ねる言論だということらしい。
その男性曰く「安倍首相は俺のおやじだ」「私が好きなのは法治が整備された現在の日本だ」「日本の警察が好きなだけ。日本警察の質と勤務態度は世界一」だそうだ。
安倍首相云々は別にして、日本の体制を支持している発言だ。逆に言えば、中共の体制を批判していることになる。中共から見れば容認できないということなのだろうが。まったくもって「言論の自由」のない国だ。
物言えぬ中国。中国に「言論の自由」がないことは昔からだが、なぜか朝日新聞は中国を批判しないばかりか報道すらしない。未だに、広岡知男の「中国の悪いことは報道するな」の教えを守っているのか(苦笑)。
もしくは内政干渉とでも思っているのだろうか? そんなことはない、アメリカ・トランプ大統領などは社説を使ってまで批判しているところを見ると、意図的に中国批判を避けているとしか思えない。(まあ、改めて書くことではないけど)
こういうことをやっている新聞が、「自由な報道 民主主義の存立基盤だ」などと社説に書く。(「朝日新聞論説委員連中の頭の中はどうなってる?」参照)
実にバカバカしいことだ。「報道の自由」もあり「言論の自由」もある日本で、「報道しない自由」まで特権として勝手につけた朝日新聞が戯言を言う。ウソ・捏造に印象操作、日本国民にこれほど無礼なことを行いながら、中国には尻尾を振る。だから「どこの国の新聞だ?」と言われる。
こんな新聞は日本に要らない。
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