相変わらず朝日新聞は確定事実に基づかない記事を書く。記事と言うかコラムだけど。「日曜の想う」というコラム「『おもてなし』ってだれを?」。筆者は編集員の大野博人。
内容は入国管理センターに多数の外国人が収容されているが、それは「問題だ」というもの。入管法違反者だから収容されてるにすぎない。大野は日本の難民受け入れに消極的にというところにもって行きたいのが見え見え。
朝日の過去の論調からいけば「積極的に難民、移民を積極的受け入れろ」だから別にいいのだが、そのもって行き方が実に朝日らしい。
朝日らしいと書いたのは、コラムの重要部分がすべて「◯◯は指摘する」「◯◯らしい」「◯◯だという」「◯◯だとするなら」。誰々がこう言っているで記事を書いて、何回痛い思いしてきたんだ。懲りないなぁ。例えコラムといえど、編集委員がこの調子だから、ウソ記事・捏造記事がなくならないんだ。
難民、移民を受け入れろって書くなら、ちゃんと自分で調べてから書きなよ。誰々がこう言っているではなく、自分の言葉で書けばいのに。いざという時の逃げとしか思えない。
さらに、移民を受け入れる家族を描いたドイツ映画「はじめてのおもてなし」を引き合いに、「『おもてなし』の対象を考えるなら、それは観光客よりも難民や移民ということになるだろう」だって。強引すぎるわ!
まあ、朝日の難民記事は過去から印象操作の域を出ないものだけど、こういうところで地ならしでもしたいか。大野は自分の家に移民を受け入れ、「おもてなし」する実体験を書いた方が真実味が増すぞ。
「事実」には多面性がある。一部の方向からでは決して全体を見ることはできない。朝日新聞は自分に都合の良い一面を取り上げるのが好きだが、反対の面を見ないで「これが事実だ」みたいなことを言ってはいけない。
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