朝日新聞は古新聞のようなネタを一生引っ張るつもりのようだ。逆に言うと、これ以上のネタがないということ。6月8日の社説「森友問題 国会で調査をやり直せ」は、朝日新聞の苦境を表しているとも言える惨めな内容だ。

朝日新聞の言いたことは「首相の妻・昭恵氏が名誉校長を務める学園に対し、国有地が8億円もの大幅値引きで売却されていたという事案である」に尽きる。と言うかこれしかない。これしかネタがないのだ。

1年以上も経って、財務省の文書改ざんとか付属的なものは出てきたが(もちろん改ざんが良い訳がない)、本質は「不当な値引き」という印象操作のみ。

既に交渉過程は明らかになっており、森友学園・籠池前理事長夫妻のコースターを投げ付けて「嘘つき、お前なんか信用できない、帰れ」「あんただけじゃなく、孫の代までたたられるで」と暴言を吐くなどの行動・発言で、近畿財務局の担当者が追い込まれていっただけ。

もともといわく付きの土地で、早く手放したかった大阪航空局や近畿財務局が足元を見られ下手くそな交渉をし、世間知らずのお役人が振り回されただけのこと。

豊中市が購入した隣の公園敷地や給食センターの土地との比較をしないメディアや野党の恣意的な態度。辻元清美と特定団体の関係にいたっては、メディアが「忖度」している状況。

再度書くが、結局朝日新聞は「首相の妻・昭恵氏が名誉校長を務める学園に対し、国有地が8億円もの大幅値引きで売却されていたという事案である」しかない。よく、こんな中身のないネタで1年間以上引っ張って来たものだと感心してしまう。

そこには、自分ではパフォーマンス以外何もせず騒いでいるだけの一部野党の不作為も非常に大きい。「疑惑だ!疑惑だ!」って言っていれば済む連中は「お気楽で、いいなぁ~」しかない。