チアリーディングの高校選手権(2017年度)が1月27、28日に開催された。なかなかタイムリーに情報が入手できないので、いつも開催から1ヶ月以上経ってからの記事化になってしまう(苦笑)。

YouTubeにも動画がアップされていたので、早速結果確認も兼ね視聴。
準決勝の結果は
 箕面自由学園高 268.5点
 梅花高     262.5点

いやぁ~、これは準決勝から両校高得点。
決勝への持ち点は半分になるので、箕面自由134.5、梅花131.5。得点差は、たったの3点。決勝での1ミスが影響する点差だ。

決勝でも両校素晴らしい演技だったが、
 梅花高      269.0点(+131.5点=400.5点)
 箕面自由学園高  262.5点(+134.5点=397.0点)
となり、梅花高が逆転で2010年(2009年度)以来の優勝! 逆に箕面自由は2011年(2010年度)の高校選手権から続いていた全国大会連勝が13でストップ(高校選手権も7連覇でストップ)。



梅花高決勝の演技。
出だしの1.5ツイストからエクステンションアラベスク4基って、いきなりすごいな。中盤のトップが1周するのは面白い。もう単純(単独)な技などなく、ほとんどが複合技になってるのね。トータッチもツイストが入るのが当たり前になってる。結局ノーミスで269.0点。

見事な優勝だ。昨夏のJAPAN CUPで、落下によるケガで演技中止という悔しい思いをしたことへの雪辱を果たした。


箕面自由学園高決勝の演技。
序盤のエクステンションヒールストレッチで1基落下してしまったのが最後まで響いた形となってしまったけど、全体的には素晴らしかった。トップがミドルの上でダブルツイストをするのは、いつ見てもすごい! と思う。要所要所で梅花高を上回る構成もあったが262.5点。残念ながら合計で3.5点差の準優勝に終わった。

しかし、両校とも準決勝、決勝とも260点以上を揃えるなど、最近ではあまりないハイレベルな会だった。

さらには、3位の千葉明徳高も決勝で255.0点をマーク。優勝してもおかしくないスコアだ。4位の東京高は準決勝、決勝のいずれも240点以上(244.5点、243.5点)をマークするなど、上位争いが箕面自由、梅花の2高だけではなくなってきた。

夏のJAPAN CUPも、ますます楽しみになってきた。