平昌五輪が閉幕した。北朝鮮の韓国懐柔のための五輪のようになってしまったのは、文大統領の情けないほどの浮かれまくりだ。特に金正恩の妹・与正に傅く姿は、かつての宗主国・中国皇帝さまを迎えた朝鮮王のようだった(苦笑)。

その与正が南北首脳会談を呼びかけると、文はうれしさの余り卒倒せんばかりの有様だ。北朝鮮の言う「南北対話」は「核ミサイル完成までの時間稼ぎ」でしかない。こんなことは「ド素人」でも分かる。

まあ、そんな話はさて置き、この問題を各紙がどう報道したかというと。
読売新聞社説。
「看過できないのは、(文大統領は)北朝鮮に直接核開発の放棄を求めなかったことだ。自ら非核化を迫らねばならないことを認識すべきだ」

産経新聞主張(社説相当)
「拙速に南北対話を進めることは、国連から制裁を科されている正恩に救いの手を差し伸べるに等しい」

毎日新聞社説
「南北首脳会談を必要としているのは北朝鮮である。そこを見誤ると核を温存したまま国際包囲網を突破しようとする北朝鮮に手を貸すことになってしまう」

読売、産経は当然のことだが、毎日まで普通のことを言っている。そりゃそうだ、「ド素人」でも分かる北朝鮮の意図だからだ。

ところが、朝日新聞社説。
「北朝鮮の狙いがどうあれ、南北の指導者による直接の話し合いはあるべき姿だ。同じ民族同士が少しでも和解を進め、対立の構図を変えていく努力が望ましい」

朝日新聞は相変わらず話し合いが重要だと言っている。でも、これこそが時間稼ぎがしたい北朝鮮の思惑通りなのに。

北朝鮮が話し合いのみで核開発を放棄することは、絶対にあり得ない。そんなことを本当に信用しているとしたら、朝日新聞は相当なお花畑。

しかし、朝日新聞が北朝鮮の思惑が分かってないとは思えない。分かっているのに言っている。つまりは、北朝鮮に核ミサイルを完成させたいというのが朝日新聞の本音なのでは。

この問題は日本の安全保障の問題でもある。にも関わらず、北朝鮮には核を作って欲しい、日本の自衛力は低下させたい。どこの国の新聞なんだ。

早く潰れろ!