アルペンスキー・女子スーパー大回転で、チェコのエステル・レデツカが優勝。五輪史上最大級のサプライズを引き起こした。


レデツカは昨年のスノーボード世界選手権では、パラレル大回転で優勝、パラレル回転で準優勝の「スノーボード」の実力者。今回もスノーボードパラレル大回転で金メダル候補に挙がっている。
上位選手が滑り終わった後の26番滑走のレデツカは、暫定トップのアンナ・ファイト(ソチ五輪金)を0.01秒抑え驚きの金メダル。レデツカはアルペンスキーのW杯にも出場経験はあるとは言え、このレースには借り物のスキー板で出場していた。
レデツカのコメント。
「他の選手たちは大きなリスクをかけていませんでした。大きなプレッシャーがかかっていたに違いありません。もう本当に驚いています。いつも勝つために、良い滑走ができるように本気でトライしてますが、本当にこんなことが起きるなんて分かりませんでした」
上位選手はミスをしないよう、多少のリスク回避で滑ったのだろうが、それにしてもレデツカの金メダルはやっぱりすごいことだ。これで本職のスノーボードでも金を取ったら、究極の「二刀流」だな。
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