国会で質問に立った自民党・堀内詔子衆院議員が、質問時間を3分残して終了した(1分との報道もある)。
堀内議員の言い分は
「まだまだ質問はあるが、質問をしていると逆に私自身の質問時間を超えてしまうという思いから質問を削除した部分もある」
とうことらしい。
この言い分も含めて、1分余らせたということをどう解釈・判断するかは国民がそれぞれ判断すばいい。「野党の質問を削ろうとした自民党が、1分とは言え余らせるのはけしからん」でもいいし、「時間超過を避けるため質問を削った故の1分だからしょうがない」でも構わない。
当然だが、その判断ができるようにメディアは報道しなくてはいけない。ところがTBSの「ニュース23」は、堀内議員の言い分をばっさりカットし放送した上で、「自民党が野党の質問を削って自分たちの時間を増やせと。それなのに時間を余らせてしまった」とのコメントを付けている。
こういうのを印象操作と言う。本人がどう言ってるかは無視し、自らの言い分を押しつける。視聴者に必要な情報を与えない編集。
TBSはこんな見え見えの編集をして恥ずかしくないのか。今や国会質問はノーカットでネットなどで見られる時代だ。どのTV局がどういう編集をしたかなんてのは分かってしまう。
世論を自社の方針(思想)に沿って誘導しようなどという浅はかな考えは捨てるべきだ。事実を事実して視聴者に提供する。判断するのは視聴者つまり主権たる国民だということ。
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