東名高速でワゴン車の夫婦が後続車にあおられて停止させられた後、大型トラックに追突され死亡する事故が発生。その後も同様の危険運転が相次いでいることを受け、群馬県警は危険な走行車両の情報提供などで相互に協力するとの協定を群馬県トラック協会と結んだ。

まあ、それはそれでいいのだが、県警とトラック協会は協会員がすべてまともな安全走行をしているとでも思っているのか?

煽り運転をするトラックは多いし、割り込みや信号無視をするトラックが多いのも事実だ。会社名を表示したトラックで、そんなことをすれば会社のイメージが一発で悪くなるのに、そんなことも理解していないドライバーがいる。バカ丸出しだ。

オレはマナーの悪いトラックの会社名は、必ずできる範囲で確認する。今回、協定を結んだとのニュースを知り、協会員を調べたら、いるわいるわ(苦笑)。

「危険な走行車両の情報提供」だと? まずは自らの協会員の教育をしっかりやれと言いたい。協会のHPを見ても、安全運転講習やマナー講習をやったとの記事は一切無い。

こんな連中が、何を上から目線で「危険な走行車両の情報提供」だ。笑っちまう。

県警もこんな連中から情報提供を受けるくらいなら、協会員のトラックをよく指導しろと言いたい。隠れて取り締まりをやっているくらいなら、啓蒙活動にもっと力を入れろ。

もちろん、「ほんの一部」の協会員、ドライバーの事例だとは思う。ほとんどの協会員(ドライバー)は安全運転を励行している(のだろう)。でも、「たまに」非常に安全運転をしているトラックを見ると「珍しい」と思ってしまうのも事実だ。

トラック協会は、まず自らの足下をよく確認しろ。県警は、そんな情報を鵜呑みにするな。

非常に悪い例えだとの認識はあるが、「泥棒に泥棒を見つける協力」を頼んだようなものだと、性格の悪いオレは思ってしまう。

今度見つけたら会社名と状況(日時、場所など)を晒してやろうかな。