国会でまだモリカケやってるのか? と思っていたが、こういうのがいるからだなと痛感。
自由党・森裕子が参議院の農水委員会で熱弁を振るっていた。
「(加計学園問題の)関係者の証言が東京新聞の一連の記事に集まっている。閣議決定違反だ! 法律違反だ! お友達のために行政をねじ曲げた。(東京新聞の記事は)動かぬ証拠だ」
さらには、自分の質問に高揚してきたのか
「真っ黒じゃないか! 安倍友事件だ! 国家の私物化だ! 独裁だ!」
だってさ。
「動かぬ証拠」が東京新聞ということだけで笑ってしまうが、法律違反というなら、自ら告発すればいいじゃないか? と思ってしまう。
「◯◯がこう言っている!」で済むなら、国会議員ほど楽な仕事はない。「法律違反」(何の法に違反するのか知らないが)とまで公の場で言うことの重大性を認識はしてないみたいね。
森裕子は還付金詐欺の疑いで検察に告発をされたことがある。森は「まったくの事実無根。何ら根拠のないものだ」と否定していた。結果は不起訴。
この不起訴に対して、「過去12年間で自身の政党支部へ9100万円寄付しているので、『もし』すべてのケースで還付金を受ける手続をしていた『とすれば』、2730万円の還付金を受けた『はずである』。これは租税特別措置法違反だ!」みたいな感じで、「もし」「とすれば」「はずである」で、「租税特別措置法違反だ」と言われ続けたら、森はどうする?
「証拠を出せ!」って反論するのでは? その反論に対して、「疑われている方が証拠を出すんだ! 身の潔白を自ら証明しろ!」って言われたら?
あなたがたのやってることは、これと同じなんだけどな。
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