朝日新聞12月7日の社説「NHK判決 公共放送の使命を常に」は酷かった。内容も酷いのだが、その中に自社の「捏造」をさりげなく正当化している厚かましさ。

NHKの受信料契約に関する「合憲」判決を受けのものだが、朝日が言っているのは「NHKよ、もっと反政府・反日放送を行え。それが公共放送の役割だ」。

放送法が求める「不偏不党」などはどうでもいいのね?どうやら朝日新聞の言う「不偏不党」は「政府寄りになるな!」ということらしい(苦笑)。

でも、この社説の中で1番ひどかったのは「NHK幹部が政治家と面会して意見を聞いた後、戦時下の性暴力を扱った番組内容を改変した事件」という文言。

これは「女性国際戦犯法廷」のことだろう。安倍晋三(現首相)、中川昭一(故人)両議員がNHK幹部に圧力を掛けたという「捏造」記事を朝日新聞が載せた件。

本田雅和というクズ記者が仕掛けたもので、すでに「捏造」がバレている。しかも本田は、問題発覚後NHK幹部に対して口裏合わせを画策したことまでバレている。

朝日新聞は身内で構成する第三者機関「NHK報道委員会」を立ち上げたが、そこでも「取材が十分であったとは言えない」と言われてしまった。社長・秋山耿太郎(当時)も取材の不十分さを認めざるを得ず、記者会見でそう言明している。

それなのに、今回の社説でなにげに「NHK幹部が政治家と面会して意見を聞いた後、戦時下の性暴力を扱った番組内容を改変した事件」などとぶっ込む。まるで事実であるかのように。

2005年のことなので、もう国民は忘れていると思ってるんだろうな。開き直るのもいい加減しろ! と言いたい。