朝日新聞10月15日の社説「神戸製鋼不正 経営責任が問われる」を論説委員連中はどういう気持ちで書いているのだろう?

社説の書き出しはこうだ。「不正の闇はどこまで広く、根深いのか。神戸製鋼所の検査データ改ざん問題である」

これを「捏造の闇はどこまで広く、根深いのか。朝日新聞の慰安婦捏造問題である」と置き換えても、何の違和感もない。

朝日新聞に他社を批判する資格はまったくない。自らの捏造を真摯に反省し、その後の紙面に役立てているのならまだいいが、反省も何もなく相変わらずウソ・捏造のオンパレード。「森友・加計問題」など、その典型である。

身内の第三者委にも指摘された、自社の思想に合わせて「角度」をつけることの危うさを、まったく認識できず対策できていない。まあ、する気もないんだろうけど。

特に、古参記者のひどさは救いようがない。もう「角度」をつけるなどというレベルではなく、自らの思想にどっぷりの記事ばかり。そこには「事実」など関係ないとばかりの記事の山。

事実を事実として報道するという、最低限のことさえしていない。自社(自分)の思想に合わせたストーリーがまずあり、それに合わなければ曲解し、それでも合わなければ捏造する。

未だにこんなことをやっている朝日新聞が、どの口で他社を批判するのか? アホらしくて笑っちまう。

もちろん、神戸製鋼の不正が許されるわけではない。新聞として批判したい気持ちも分からなくもない。だったらなおさら自社の不正(捏造)に、きっちりけりを付ける必要があるのでは?

それなくして、朝日新聞が何を言っても「お前が言うな!」になる。