元民進党・原口一博が希望の党の公認を返上し、無所属で立候補した。「立憲民主党の仲間とも話し合います」とも言っていたので、てっきり「立憲民主党」からの出馬すると思っていたが。

でも、笑っちまうくらいの変質だな。まあこいつにとっては、当たり前のことなのだろうが(苦笑)。

「中山成彬・元文部科学相を比例の上位候補にするとの情報がある」
「(希望の党は)新自由主義、新保守主義ではないか?」
「妥協して当選しても何の恩返しにもなりません」
とか、いろいろ言っているが、結局は当選するにはどこがいいか?だけ。

解散前後では、「戦争法、共謀罪は廃止する」なんて言っていたのに、希望の党公認を得たいがために「政策協定書」にサイン。そして今回、やっぱり「希望の党」へ行くのは「や~めたっ」だって。希望の党への風が、だいぶやんで来たからね。
解散時には、民進党と希望の党を天秤にかけ、今回は希望の党と無所属を天秤にかけた。

菅直人が首相を辞める辞めないで民主党(当時)がもめていたとき、自民党などの野党(当時)が出した内閣不信任案に対して、
「明日、不信任案を野党が出したといえども賛成します」
と言っていたのに、翌日になると
「野党の不信任案にのるなんて邪道」
と、平気で反対票を投じたヤツだからね。
(「求められれば逃げない? 誰も求めていません!!」参照)

「どっちにつくのが自分にとって有利か不利か」でしか物事が判断できない原口。自身の中では整合性がついているんだろうけど、国民からみれば「ブレブレ」としか見えない。

いつも風を読み(当たるかは別にして)、「ブレブレ」で行動することは「ブレない」ヤツだ(苦笑)。