朝日新聞論説委員・大野博人が「これは選挙かパロディーか」というコラムを書いていた。内容は爆笑もの。

安倍首相の解散を「意味不明解散」と書き、小池百合子の候補者選別を「独裁国会の『なんちゃって選挙』」と書く。大野の意見なので、まあいいだろう。

で、大野の言いたいことは「このままでは民主主義が壊されてしまう」ということ。

朝日新聞は過去に何度も「民主主義の崩壊」と書いてきた。特定秘密保護法制定時、安保法制(集団的自衛権の行使)、テロ等準備罪制定時など。また今回「民主主義が壊されてしまう」と書いているのを見ると、過去朝日新聞が大騒ぎした時に「民主主義」は崩壊していなかったようだ(苦笑)。

朝日新聞は自分たちの思想、イデオロギーに合わないことがあると「民主主義の崩壊だ」と書く。しかし日本で民主主義が否定されたと認識している人は朝日新聞のシンパ以外にはいない。朝日新聞は「民主主義が崩壊したよぉ~っ!」って叫ぶ「オオカミ少年」でしかない。

朝日新聞は2014年の衆院選時「民主主義は数の多寡で判断されるべきではない」と書き失笑を買った。自民勝利の選挙予想に対して、投票日当日に「逃げ」の予防線を張ったのだ。

また「少数意見に耳を傾けよ」と、偉そうに書く。いつも少数意見側の朝日新聞が、多数意見の時も希にある。しかし朝日新聞は「民意だ!」と言って少数意見に耳を傾けることはない。

ところが朝日新聞は「真の民主主義の破壊行為」である自治労の開票不正に関して、まともな論調もせず擁護に回った。「思い違いから始まった」などと大擁護論を展開した。

朝日新聞のダブスタは今に始まったことではないが、ますますひどくなってきている。これは朝日新聞の「焦り」以外の何物でもない。朝日新聞的な左翼思想は壊滅状態だ。まったく多数を得られない。

首相・政府批判も手詰まりのため、ついには印象操作の域を出ない「疑惑」をでっち上げたうえで、報道しない権利を行使して奮闘中だ。

朝日新聞や大野自身がパロディーなのだ。それも国民大爆笑ものの。

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