朝日新聞は立場上、民進党を応援しなくてはならないのだろうが、ここまで来ると「願望」を通り越して「妄想」以外の何物でもない。

8月28日の政治断簡「左右とも包み込む代表選に」がそれ。書いたのは、「あの」前田直人! まだ民進党の代表選の最中であったが、前原と枝野は日本新党から議員になり、新党さきがけを経て旧民主党の結党に参加したとか、スローガンが「確かにそっくりだ」とか。盛んに「根っこは同じ」みたいなことを言う。

そして、言うに事欠いて「この代表選、サッカーでツートップが左右に展開して敵陣に攻め入る感じに見えてきた」だってさ。前田の「妄想」には感服するわ。

前原が代表に決まった後の9月2日の社説「前原民進党 愚直に、一歩一歩前に」でも、「代表選を通じて、足がかりは示された」とかトンチンカンなことを言っているので、朝日新聞自体が「妄想」に浸らないとやってられない状況なのだろう(笑)。

論説委員や部長さんは「妄想」に浸かりまくりのようだが、8月28日に「論戦、隔たり鮮明 憲法・原発・辺野古・野党共闘 挙党態勢、課題に」「基本政策について両氏には考え方の隔たりがあり、代表選後の挙党態勢構築も課題となりそうだ」と書いた斉藤太郎、岡本智の方が現実が見えているようだ。

前田も、もっと現実を見た方がいいぞ。

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前田って、ネタの宝庫だな(苦笑)。