「放送法遵守を求める視聴者の会」によると、国会閉会中審査での加計学園関係をTV局が報じた時間は8時間36分23秒。その内、前川喜平発言2時間33分46秒、加戸前愛媛県知事発言6分1秒だという。
これは明らかに放送法に違反するレベルである。どちらの立場を評価するかは別にして、あまりに偏った報道内容だと言うしかない。停波処分を受けても文句を言えないと思うぞ。
一部新聞もほぼ同様だ。朝日・毎日・東京は加戸氏の発言をほとんど報じていない。
前川、加戸氏のどちらの言い分に説得力があるかは、人によって意見が分かれるだろうが、だったら尚更両者の言い分をきちんと報道する必要があるのではないか?
朝日新聞は過去に偉そうに言っていた。
「国民の『知る権利』の代理人として、私たち朝日新聞の責務は重い」
(by 曽我豪、発言時政治部長、現在編集委員)。
「国民の知る権利」を自ら阻害しておきながら、こんなことをドヤ顔(推定)で言う朝日新聞。「国民の知る権利」を守ると言いながら、自ら「報道しない権利」を発動する朝日新聞。こういう言行不一致、タブスタが朝日新聞の特徴である。だから朝日新聞は信用されない。
逆に、東京新聞のように正直になればいいのに。左翼活動家で自称新聞記者の東京新聞・佐藤圭は「加戸氏の発言があまり報道されなかったのは、報道する価値がなかったからにすぎない」とツイッターで述べており、露骨な報道しない権利の発動だ。
でも、佐藤圭、つまり東京新聞にとって、加戸氏の発言は何の価値もない。だから「国民の知る権利」など関係ない。東京新聞の「報道しない権利」の方が優先すると言っているに等しい。
朝日新聞も東京新聞のように、その筋新聞だと宣言すればいいだけ。普通の国民は、既にそう思っているんだから、何の問題もないでしょ。
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