朝日新聞って、つくづくどうしようもない新聞だ。6月10日の記事「森友問題をめぐり国会で空費された審議時間」には、呆れ果てるとともに、うんざりしてしまった。
朝日新聞の調査で、2月9日から5月31日までに「少なくとも12時間10分が空費された」と言う。内容は、政府の確認拒否、事実と異なる説明などだそうだ。
まあ、朝日新聞が言うような側面がないとは言わないが、空費のほとんどは民進党の「本質とかけ離れた質問」「揚げ足取り質問」などではないのか?
問題は国有地の払い下げに関して、「違法」な働きかけがあったのか?のはずなのに、教育勅語がどうの愛国教育がどうの。さらには、稲田防衛相の森友学園との付き合いがどうの、首相夫人の100万円がどうの・・・。
国会審議をさぼって大阪まで出かけた民進党議員もいたな(苦笑)。前理事長夫人のメールに辻元が出てきたら急にトーンダウンし、報道に圧力をかけ始める惨めさ。こういう民進党の対応は問題ではないのか?
国会での審議を空費したと言うなら、政府側の問題よりも、民進党側の問題の方が明らかに大きいと思うけど。
だいたい朝日新聞自体が、本当に問題だと思っているなら、なぜ追求を続けない? 前理事長夫人メールに辻元の名前が出た瞬間、朝日新聞も静かになってしまったのはなぜ? 民進党と同レベルではないか!
森友学園問題の発端は、大阪豊中市の共産党市議が「教育勅語を唱和させるような極右幼稚園は潰してしまえ!」という不純な動機ではないか。
それに朝日新聞が便乗して、無理筋な疑惑を作っただけ。大山鳴動して出てきたのは、前理事長が首相との近さを自分の利益に使っていたという事実のみ。
森友学園が民事再生法の適用を申請、実質倒産したことを考えれば、共産党・豊中市議の一人勝ちといったところか。
オレは朝日新聞にも、こんな問題の発端を作ったひとりとして、ムダな国会審議を延々と続けることになった責任があると思うけどな。
今の加計学園問題も根は一緒。朝日新聞はよく考えた方がいい。
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