朝日新聞6月2日の社説余滴「『民際』の縁を心に刻んで」と読んで、この新聞のご都合主義のひどさにあきれ果てた。

書いたのは論説委員・中野晃。一生懸命韓国を擁護・持ち上げるだけの中身のない空論の類い。春先の北朝鮮からみの朝鮮半島有事危機に関して、「(ソウルは)普段と同じ日常が続いているのに・・・」

だから何なんだ?
危険な前兆に対して、その準備をするのは当然のことだ。当たり前の危機管理。見て見ぬ振りをすることなどあり得ない。米国、米軍でさえ、韓国(人)の当事者意識の薄さを嘆いているというのに・・・。

例えば、近所で空き巣被害が発生したら、自分の家でも戸締まりを始め対策を強化するのは当然だろう。それは危機管理だ。朝日新聞の記者が鍵もかけない、うちはいつもオープンだと言うならそれでもいい。でも、そんなことを有言している記者をオレは知らない。

また、「韓国書店には村上春樹や東野圭吾の書籍が並ぶが、日本では話題の狭量さと過激な文言に失望する」日本は嫌韓本ばかりだと言う。

何を言ってるんだ! 韓国書店に日本批判本が大量に並んでいる事実は無視か!

「メディアが伝える断片のイメージが誤解を広めている」とか言ってるが、韓国は大人の対応をしているが、日本は「断片のイメージ」に振り回されているとでも言いたいのか?

この中野の文章こそ「断片のイメージ」だ。しかも朝日新聞のご都合に合わせた、たちの悪い「断片のイメージ」だ。

こういう文章を書いて恥ずかしくないのか? まあ、恥という言葉を知らないのが朝日新聞だけどね。

日本の一部団体の嫌韓デモを日本全体の問題のように報じるくせに、韓国の反日デモは一切報道しない。韓国側も一部団体かもしれないが、それにしても「断片のイメージ」の典型ではないか?

朝日新聞は慰安婦問題捏造で日本を貶めた。日本を貶めるのに韓国を使った。本来なら韓国に謝罪しなければいけない立場だ。まあ、韓国も本質を理解せず、朝日新聞に乗っかちまった程度の国だけど。

中野は社説を書く立場にいる人物だ。この程度の人間が書く社説の「断片のイメージ」に騙される日本人は、朝日新聞の読者とシンパだけだろう。