「テロ等準備罪」に関し、「共謀罪」などとレッテルを貼り、揚げ足取りや失言狙いの質問しかできない民進党。

その民進党の前身である旧民主党が平成18年(2006年)に、当時提案されていた「共謀罪」対し、対案を出していたことを現在の民進党幹部連中はどう考えているのか?

対案の内容は、
対象となる犯罪を609から319に絞り込む
対象を「団体」から「組織的犯罪集団」に改める
犯罪実行のための「予備行為」を処罰の要件とする
などである。(政府案、旧民主党対案、ともに審議未了で廃案)

旧民主党の対案は、現在提案されている「テロ等準備罪」にきわめて近いものである。これを踏まえれば、いかに現在の民進党の国会対応が異常であるかは明らかである。自らが「反対のための反対」をしていることを良く示している。

このまま行くと、待っているのは「社民党化」だぞ。と言うか、もうなっていると言えるけど。

選挙目当てで、政策の分からない蓮舫を代表に選んだだけはある。パフォーマンス第一。しかし、そのパフォーマンスが悉くブーメランとなって返ってくる始末。

政権獲得直前の旧民主党は、結果的には絵空事だったが政策論を語っていた。政権獲得後、何もできずに滑り落ちたことがトラウマになっているのか、今やすっかり社民党だ。

無責任な政党が国民の支持を得られるわけがない。蓮舫になって支持率は好転したか? 逆に下がっているだろう。

なぜか?
理由は明らかだろう。何でも反対の無責任政党と国民から見られているからだ。今のようにレッテル貼り、揚げ足取り、失言狙いの国会対応をしているうちは、消滅への道をまっしぐらだな。国民はそれを望んでいるので、別に構わないけどね。