1月4日の夜中に偶然観た「スカウちょ!」という番組で、鈴木奈々、脊山麻理子、矢口真理を女子プロレスにスカウトするというのをやっていた。「スターダム」と「ディアナ」(女子プロレス団体)が来ていたけど・・・。
結果的には鈴木奈々と脊山麻理子が「スターダム」からデビューすることになった。しかも、練習期間が約1ヶ月だという。
まあ、普通に考えれば「舐めてんのか!!」ってなるんだけど、TVのバラエティー企画と割り切ればいいのかな? 多分、賛否両論なんだろうけど。
「スターダム」は2人を大きく載せたポスターで、集客を煽っていたようだ。
番組では試合の映像も映っていたが(2人とも数分)、とてもプロレスと呼べる代物ではなかった。それなりに編集されていたので、2人が頑張っていたことは認めるけど・・・。
プロレスは最高のエンターテインメントであり、観客を楽しませることが第一なのは言うまでもない。ただ、日本の風土として、アメリカ・WWEのように何でもありの世界ではない。これはこれで楽しくファンも多いが、オレはあんまり好きではない。
また、お笑い系のプロレスもあるが、その前提は鍛えられた身体と、きちんとプロレスができること。それあってのお笑い系だ。
TV局のオファーに女子プロレス団体が乗ったということなんだろうが、こういう話題作りをしないといけないほど女子プロレス界って「冬の時代」? 確かに地上波での放送は皆無だし、そのためファン層が固定化している事も事実だろう。話題があった方がいいのは、そうだろう。でも、ちょっと複雑・・・。
鈴木奈々と脊山麻理子は短時間でよく頑張ったと思う。これは認めるし、勇気ある決断も評価している。番組では、何も知らされずに突然スカウトされた体になっていたので(本当かは分からないけど)。
最後に、2人と闘った「スターダム」の他の選手(フリーもいた)も大変だったと思う。ご苦労様でしたと言いたい。
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